ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

ピロリ菌尿素呼気試験

2013-04-30 14:48:40 | 釣り
GWを如何お過ごしでしょうか?GWに健診をする企業はないと、職場は、大型連休となりました。それで、今日をピロリ菌が退治出来たかどうかを判定する検診日にしました。寝起きにコップ一杯の水を飲み、薬も食事もせず絶食のまま病院に行きました。GWに帰ってきている娘婿と昨晩ジンギスカンを食べた影響を気にしながら採血しました。

検査の説明を受けた後、呼気を袋に吹き込みました。検査用の薬(13C)を100mLの水で飲んで5分間左下にしてよこになってから椅子に座りました。15分待って再度呼気を袋に吹き込んで検査終了しました。ピロリ菌が持つウレアーゼという酵素が、胃の中の窒素化合物を分解してアンモニアと二酸化炭素を生成します。このうちの、炭酸ガスの生成を調べるものです。

ピロリによる炭酸ガスの増量を見分ける為に無害な炭素の同位元素13Cを使います。自然界には12C炭酸ガスの同位元素がほとんど(98.9%)を占め、試験薬の13C炭酸ガスは1.1%です。12C と13Cは、ともに放射性障害の危険は、ほとんどないと言われています。ピロリ菌が多いと多量の炭酸ガスを生成しますので、13Cの発生は多量になります。試験薬の前後で比較して判定します。

血液のピロリ抗体検査では、しばらくの間陽性が続きますので、尿素呼気試験となったものです。便を用いた抗原検査も胃カメラの前にしたことがありますが、呼気試験の信頼度が高いようです。ピロリが居なくなっているのを願って、帰宅後、胃酸を抑えるプロトンポンプインヒビターという胃薬を再開しました。胃カメラで見つかった委縮性胃炎が改善すると胃酸分泌が増加し胃カメラで見られた食道炎が悪化しますので、それを抑える目的です。胃がんや食道がんを予防し大腸の上流を整備しているのです。消化管をきれいにし、楽しく釣りをする、すべての道は釣りに通じています。







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3 コメント

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胸焼け! (nao)
2013-04-30 22:13:10
前回、喉の奥とみぞおちが焼けるような痛みと胸痛があり受診しましたところ、逆流性食道炎との事でした。
侮ると怖いですね!投薬でかなり改善したようです。
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Unknown (ボナ)
2013-05-01 09:30:09
neoさん、逆流性食道炎は結構多いんです。ピロリ除菌を決めた胃カメラ検査の時に、慢性胃炎のほかに食道炎も見つかりました。除菌後の検査が終了するまでは、除菌効果判定に干渉するので逆流性胃炎の特効薬をのめなかったのですが、機能から再度のみだして胃腸全体の調子が改善しはじめました。検査までの間、別の胃薬をのんでいたのですが、作用が異なると効果が非常に違うというのを身を持って感じています。
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Unknown (ボナ)
2013-05-01 09:33:22
機能は昨日の間違いです。
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