ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

クラス会ブーム

2011-06-30 11:35:33 | 釣り

大震災の影響だろうか、クラス会や家族会、イトコ会などが例年になく多い年になってきた。

高校卒業の50うん年同期会の幹事を引き受けて、事務局をやっているので、大学の同期会の幹事役は今年はパスしようとしていたが、世紀末のような世の中なのだから、なお更やらなくちゃ~、というエライ幹事に圧倒されて事務局を引き受けてしまった。大学の方の連絡係りの役も50年はやっている為で仕方のないことだ。

中学の先生に、やがて中学のクラス会をやりなさい、と言われたのは頭の片隅に残っているのでそのうちに、やろうと思っている。千年に一度の想定外のことが起こったことはヒトの心に染み込んで弱いところを噴出させているようだ。

クラス会の幹事役は、万年幹事で若手に引き継ぐことはできないのでしょうがない。こういうお世話役は、長生きできるという言い伝えがあるのでやっているわけではないのだが・・それにしても、釣魚連盟の役員は同じ顔ぶれが長々と続いているのは、何かワケがあるのか、と不思議に思う。


投げ釣り王のBBQ

2011-06-29 22:51:10 | 釣り

毎年タカノハが釣れ出す頃、店の定休日にあたる水曜日の夕方から恵庭の三宝の駐車場に常連さんや「投げ釣り王」のメンバーが集まってBBQを開く。帰りの運転手役になる家族も含めて30名近くが集まった。

「投げ釣り王」は、陸ッパリで釣った10魚種の大物を自慢しあう、お遊びの会で賞品は出ない。お互いにブログのコメンテーターなどで知り合いになっているが会ったことのない者同士が顔を合わせる。私以外は、釣り会に属さないで自分のペースで釣りを楽しんでいる仲間達である。

恵庭のマスター、店のスタッフとバイトの学生。はまちゃん夫妻、高橋さん夫妻、大木さん夫妻、大塚さん夫妻、中川さん、パルさん、kenさん、kawaさん、子供連れの方、ひでぼんさん、ぺーぺーさん、はごとこさん、つるたろうさん・・誰か漏れていたならスミマセン、飛び入りの男性美容師も座って黙々と食べていた。途中で帰宅したので、ヒロボーさんには会えなかった。はるきさんは、早くからBBQのセットを持ち込んで呉れて、ガスバーナーで鮮やかに炭をおこしていた。

肉は、ホルモン、カルビ、鳥の足、ロース、ジンギスカン。貝は、ホタテ、つぶ、白貝。魚は、トラウトのトロ、タコの刺身、干しガレイのソウハチ、ホッケの開き、コマイの干物、エビにイカもあった。野菜類が前処理され、アルミ箔で包んだイモやカボチャも見えた。昼間は、汗だくだくになる暑さであったが、陽が落ちると冷え込んで寒い風が吹いてきた。ウインドブレーカーを着てくるんだった。


水郷バラトのフナの投げ釣り

2011-06-29 09:16:48 | 釣り

夏枯れになる今週から9月初旬までの間、私は札幌郊外の水郷バラト一円での淡水釣りに転換する。暑い時、旧石狩川の岸辺に立ち込んで日曜日終日投げ釣りをするのは格別のものがある。しかし、その間に所属釣り会の磯釣りが入ってくる忙しい時期でもある。

竿は数年前に日新の磯竿3号360を使ってフナの投げ釣りに入門した。2年前、「ボナさんもういいだろう2号の磯竿を使ってみたら」と名人Y山さんからシマノの磯竿Holiday Mate(2-350)を推された。写真は、故和八さんに造って貰った立ち込み用竿立ての佇まい。釣魚連盟の立ち込みは竿1本まで、深さは規定にないが、膝上程度。胴の短めのライフジャケットを着用する。

最近、食い込のいい竿の刺さりも見たくなり、もう少し柔らかいのが欲しくなった。今週、フナ釣りの師匠アイナメさんの日新の磯竿1.5号を試し投げをさせて貰う。マブナとヘラの混ざった大型がかかるようになり、今まで使用していた袖11号では、のされて逃すことが多くなった。師匠は、アジ針の平打ち10号に替えた。チヌのように顎が広くなく、肉厚でミミズの刺さりもいいので私は9と10号を今までのものに併用してみる。

フナの大会に強いN支部のN村さんに伺うと、袖の12と13号をつけ575で臨むという。ミミズの匹数を針に合わせ575にすることもあるという。Y山さんは、袖の9か10号でミミズは1か2匹という。竿の太さに応じて細い竿には小さい針が適合するが、硬い竿ではおのずと針のサイズもアップさせねばという。

 


名誉と誇りの回復を願って

2011-06-28 18:34:14 | 釣り

モイケシの岩場は、潮が引いていくと長靴でも出ていけるルートがあることを多くの方々から教えられました。実際に出て行くところや、帰ってくるところを見ないで、遥か離れたモイケシのテラスから、横から遠望し途中にある岩場にあたる波から類推して総合優勝者の勝利に水を刺すようなことを書いてしまいました。

本人の心情を察すると幾ら謝っても気の収まるものではないと存じます。深く心を傷つけたようで、本当に申し訳ありませんでした。大会長をはじめ、関係者から怒りをかったことに深くお詫びいたします。道内の沢山の方々から、心温かい言葉で、優勝者の人となりが語られました。若くして支部の幹部になられたのもうなづけました。沢山の友人がおられることは羨ましい限りです。

多くの訪問者が有りますので、個人のブログとは言え、公器になっています。つたない文章で誤解が高まることは、私の本意ではありませんので、26日のブログは削除しました。

個人優勝者の名誉と誇り、矜持が回復するのを願って一文を書かせて頂きました。

 


アミノ酸L-セリンは嫌忌反応を起こす

2011-06-28 00:08:16 | 釣り

釣童さんから借りた川村軍蔵著「魚の行動習性を利用する釣り入門」に依れば、熊が川を渡ると下流の鮭が興奮して嫌忌反応を起こすと書かれている。イカの脂やフェロモンが魚を誘引するが、すべてのアミノ酸が魚の集魚効果を示すわけではない。

釣り人が上流で手を洗うと、熊と同様に鮭が遡上を中止する。赤潮生物が産出するL-セリンの匂いにも魚は嫌忌反応を示すらしい。この原因は、哺乳動物の皮膚から出るアミノ酸のL-セリンに依るだろうと考察している。

素手でコマセをこねたり、身エサをつけるのにには注意が要る。以前から、水を使うと手が荒れるので、タオルを何枚も持参して手を拭いていたが、私は、この部分を読んでからより厳しく水で手を洗わない、手洗いの水を海や川に流すまいと決めた。

今週末は、淡水大会なのでコマセ造りなどで気になった部分を読み返していた。


三度目の大漁は無い

2011-06-27 09:45:09 | 釣り

私は、霊感が強いので、二度いいことが続くと気持ちが引いて無難なところで決める傾向がある。長く釣りをしたいので昨日の釣りも三度目の大漁は望まなかった。自分の欲望を抑える為に短靴で釣りに臨んだ。

O支部長と一緒に入ろうとしていたフンベ。同じチームのM下さんからは、あそこは玉砂利の浜だから、寄せる波が波打ち際で消えて行く。短靴でも大丈夫、と薦められたが、検印場所で波の状況は満潮にあたり時化気味であった。T塩さんからはその靴ではダメだよ、で気持ちの整理をしてモイケシに決めたのだった。

フンベの浜はこの2週間、大物がゴロゴロと釣れたので検印場所では一番の人気であった。ところが3週目には流石に量が減って魚は釣り尽くされた感があった。美幌川周辺も大漁が続いていたので人が集まったが、西支部の柴田さんのタカノハだけの感があった。

モイケシも2週前はゴミがついたが大物が出て、先週の大干潮で大物がゴロゴロ釣れたと言う実績が聞こえていた。岩場の先端に波をよけながら出て行ったと思われる方のみがいい思いをしたが、9割の釣り人に3度目は無かった。越冬して残っていたアイナメは釣り尽くされ、7月の黄金道路はコンブの漁の時に出る虫などのエサに沖からやってくる新しい顔を釣ることになる。


胴付きを履かない釣り

2011-06-25 10:52:33 | 釣り

利尻島鬼脇港内での釣りに続いてエリモ町日勝大和の平磯堰堤釣りと、胴付きを履かないで釣りをした。奇妙なことに、この2回の釣りで思わぬ好漁をみた。やっと、釣りをしているという自信を取り戻せた、ともいえる。

昨夜、入浴中にハゴトコさんから電話を貰い、大漁すると気持ちが悪くなる話になった。ハゴトコさんの場合は、弁慶茶屋でのカレイの大漁のあとで、腕に痛みが出て病院に行っている。そのあと、私の大漁の話におよび、やはり心の問題ではないかとなった。今年になって13回続いた不漁を超えやっと好漁を見ることによって、心のゆとりが戻ったのだろうという結論だった。

土曜日の昼間から夜になってもさっぱりだったのが、夜中から急に釣れ出した利尻。1ケ所で動けない釣りに徹し我慢したあとの好漁が無かったならば日勝大和での大漁はなかっただろう。胴付き長くつを持ってこなかったので、浜に降りて釣りをすることが出来なかった。山岳専門店のバーゲンで購入したハイキングシューズだったので、アイナメさんから長くつなら何とかなるといわれ、途中のコンビニで長くつを求めたが置いていなかった。

例の四肢の皮膚病変が完治していないので、再発を嫌ってむれる胴付きをしばらく我慢しよう。どうしても胴付きを履かねばならない淡水の始まるまでは、と決めていた。移動できない状況に追い込んでいたのが大物を呼び込んだものだろう。胴付きを履いていたなら、午前6時までほぼボの字でじっとしているわけがない。せっかちで短気な私がのんびりと悠々と釣りに臨んだのは胴付きを履かなかったのが大きい。今日の全道大会も胴付き無しで行く。


マニュアル化しない釣り

2011-06-24 10:52:13 | 釣り

火事になってもマニュアル優先の会社があるが、一方で「マニュアルがないからできない」という会社員もいるのが現実。釣りの世界もマニュアル化が進んで、ベテランのいうことをそのまま実行する教条主義の釣り人も多い。それが、すんなりと納得できないのでいつも優柔不断のように心が揺れ動く。仕掛けでもこれはといったものに定まらない。

天候、水温、釣りバスの数、色んな条件が時々で刻々と変わるものだから、こちらも変化しなければならないのではないか、一筋に思いこんだらの釣りなら悩むことはないのだがと、へそ曲がりの私は釣り場選択すら釣りバスがその地に迫ってもぎりぎりまで決まらないことが多い。今日の波、風向きならこの湾洞と、たとえキャップライトがちらついていても敢えて競合するポイントに入るヒトは多いが、私はできない。

市販されている袋ものコマセについても、次の年になると配合構成も変わっているようで、色や粒の大きさが違っていたりする。良心的なところは、処方の違う別名で売りにだすので、私は、これを追っかけで使うことが多い。軽サナギを使っていたが、事情が変って発売中止していたようなこともある。しの兄さんのように、カツオの血合いニンニクまぶしについても、いつでも食いがいいわけはなく、水温が高くなったら一考すべきという忠告はありがたい。塾頭は、ムラがないとニンニクを入れないで使っているが、黄金道路はまだ水温が低いのでニンニクをまぶしていくつもりである。

ごへいさんのように頑としてハリス10号を変えない方もいるが、私は7号だ5号だとウロチョルしている。堰堤に決めてクレーン釣りに専念するので、7号に切り替えた。研究はオリジナルを求めるのが基本であるが、釣りは追試で、いつももの真似に終始している。アイナメさんは、フナ釣りの針に最近アジ針を使うようになった。市販のフナ針は、肉厚ではないので、30オーバーにのされて曲がる。チヌ針も顎の形がフナに合わないのか、かかりが悪いと思っていたので、早速真似てみようと思っている。アジ針は、ミミズの刺さりが良く、肉厚で40オーバーにも耐えるようで頼もしく見える。


黄金道路の釣り

2011-06-23 11:55:25 | 釣り

今週末の釣魚連全道大会は、補欠でしたが都合の悪くなった方が多く、C支部の選手として黄金道路に向かいます。目黒町庶野から広尾町フンベの滝までの範囲のようですが、崖崩れのあった宇遠別からオンコの澤を回避した新しいトンネルが咲梅から目黒の間に開通しました。

トンネルや覆道が多く、海岸にテトラポットが羅列してますので、釣り場範囲は、極端に狭くなりました。今回も遅いバスに乗り合わせることでしょうから、検印場所のチェックは出来ないことを想定して向かいます。時化の状態なども多分観察できないでしょうから、時化でも出来る場所に入ることになるでしょう。全道大会は、懇親の意味が強い釣り会ですので、欲は出さないように「ゆっくりキャリーでみなの後についていけばいいでしょう」とのFK谷さんのコメントに従う積りです。

広尾の潮汐表です。釣りのスタートが午前2時、竿上げが8時過ぎと考えると、潮が引いて満ちてくるという厄介な潮回りです。護岸からの釣りが多くなるでしょうね。先週の堰堤釣りの経験を踏まえて準備して行こうと思います。6mのタモを持ちます。いつも10匹釣れないので他のメンバーに迷惑を掛けていますので、数釣りに心がけ先ずアカハラやハゴトコで数を稼ごうと存じます。

両天秤にアカハラ仕掛けとカジカ仕掛けをつけ暗いうちは遊んでいます。釣り人が、釣堀のように並ぶでしょうから、暗いうちに無闇に投げるのは隣近所とのお祭りを増長しますので我慢しての釣りに徹します。明けてからが楽しみでしょう。沖縄近海の台風のうねりがどの位かも入力しておかねばならないでしょう。

 


バッカンを一つ減らす

2011-06-22 10:36:52 | 釣り

実は私、最近までバッカンを2ケ、クーラーを一つ釣行に持参していました。クーラーの目的は、勿論、帰りに釣った魚を活きの良い状態に保つ為のものです。バッカンは36センチのものは丁度クーラーに入りますので、エサを新鮮に保つようにとの目的でした。40センチのバッカンは、水汲み、まな板、コマセ注入器、ハサミ、ナイフ、針外し、手拭きのタオル数枚、釣り用手袋、メジャーなどを入れていました。

釣りバスから降りる時には、クーラーからエサ入り36センチのバッカンを出して、40センチのに収納してキャリーで運んでいました。クーラーはバスのトランクに戻しました。この状態で釣り場に向かい、店びらきすると、移動する際にはバッカン2つで荷物が嵩張り難儀なものになります。帰宅して洗い物が増えます。島牧の釣魚連全道大会で名人会のHP管理人さんから、ボナさん何でバッカン2つ持つのかい?と尋ねられたこともあり、何か名人たちは工夫をしている筈だと昨年浦河の全道大会で浜東栄に名人会のH瀬さんとK村さんについて行き竿周りの品を見るともなしにみていました。

H瀬さんは、40センチのバッカンに大きなビニール袋を入れて、その中にエサを小分けしたビニール袋に入れ、袋を広げてイカゴロやカツオをつけていました。ビニール袋の中にエサ類をまとめてクーラーに入れておけば、バッカンは一つで済み、移動するのが容易である。釣れた魚も空いたスペースに入る。イカゴロも前処理していけば包装パックのゴミは出ない。硬い部分の余計なところをカットしておけば軽くなる。コマセも丈夫なビニール袋を二重に使えば何とかなる。竿上げでは水汲みの中でビニール袋類をきれいに洗って小さく畳み、再使用できるものとビニールゴミに分ける。

このようなことを、考えていてコンブ干し場に入る時には実行してみようと思っていた。日勝大和で、漁師のオカミさんも私の傍に寄ってきて、イカゴロの戻ってきたものはすべて海に戻し、身エサは貯めて、堰堤の上に置き巣造りカラスに与えているのを見ていた。ビニール袋の口を広げてエサをこぼさない、イカゴロの匂いをコンブ干し場に付けないように努力するのを見て「みながおじさんのようにしてくれるといいのにね」と言ってくれた。「エサを海に戻すと魚が満腹になるから、カラスにやってるんだね」とカラスへの愛に下心があるのを見透かされた。