今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

「だからあなたも生きぬいて」

2000年05月28日 | ブックレビュー
 流行ってるので読みました。ただし、借り物なので1時間位の斜め読みですが。それにしてもかなり物凄い経歴の人です。これを読んで、昔この人をいじめてた人はどう思うのでしょう? 案外なんとも思わないのかも。いじめらた方は覚えてるでしょうが、いじめた方は忘れてるのかも。

 私は幸いに、いじめた事もいじめられた事もありません。さすがに、小学生くらいの時は、個人的に意地悪をしてくる奴もいました。が、当時の私はといえば、可愛いし、成績はいいし、先生にはほめられるし、女にはモテるしで、人から妬まれても当然!と思ってましたが。その後は、ライブレポートでも明らかになりますが、あんまり人とつるんで何かするって事もなかったので、集団で誰かをいじめるなんて経験は皆無です。

 誰に限らず、自分がこの世の中に存在している事自体奇跡のようなものです。生まれてくる事自体が、まず1億分の1の競争率を勝ち抜いての事ですし。それに、自分の親、そのまた親…なんて考えると、戦時中や、さらにさかのぼって戦国時代に命をおとした先祖も多い事でしょう。それを考えると、今の自分がこの世に存在している事だけでも、既に“勝ち残り”であるというのは、前田日明氏の理論ですが、非常に勇気づけられる言葉でもあります。だから、いじめ位で自殺するのは先祖への冒涜である!と言っても、いじめられてる本人は辛いでしょう。そういう場合は、「今をなんとか辛抱しなさい。大人になれば楽しい事いっぱいあるよ」と言ってあげる方が良いか? そういう“性の喜び”やなんやかんやを教えてあげるのは、専門の方にお願いします。そもそも、いじめで自殺しても、化けて出てきて相手を呪い殺すという事例を聞いた事がないので、死ぬだけ損! 憎しみを、「あいつより幸せになってやる!」というパワーにするのが得策でしょう。ちょっと堅い話だったかな?




※この記事は、当時@niftyのホームページサービス「@homepage」上で開設した「太陽別館・午前零時の旋律/今日のひとネタ」に掲載した記事をgooブログに転載したものです。記事を書いた当時はまだgooブログサービスが存在していませんでしたが、「@homepage」が廃止となったため、過去の記事の保存の目的で行ったものです。その辺の事情はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。