今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

竹のギター

2000年05月11日 | ギターと楽器のこと
 新聞の「新製品」欄で見たのですが、ヤマハが竹で作ったギターを発売するとの事。詳しい事はあんまり書いてなかったので、どのへんが竹で出来てるのかはわかりません。

 考えてみれば、スプルースは「松」らしいし、竹のギターも揃えれば、「松」、「竹」と来るわけで、次は「梅」のギターをお願いします>メーカーの方

 が、定食なんかも、松>竹>梅という順位なので、「梅」のギターっていうと貧相な感じはありますけどね。だけど、竹のギターって言っても、一般に売り出すんだから、普通の音がでると思うんですけど、何か違いがあるのでしょうか? 青竹の匂いがするとか。もしかして、春先になったらネックのところからタケノコが生えてくるとか…。そういえば、八百屋の店先に「竹ノコ」と書いてあるのを見て、「ケケノコってなんですか?」と聞いた人がいるとかいないとか。っているわけないか(^_^;

 ところで、世の中には耳の敏感な人がいるでしょうから、「利き酒」ならぬ「利きギター」が出来る人もいるかも。エレキギターをギャ~ンと弾いただけで、「お、これはメイプルだ」とか「おや、これはアルダーだ」とか。そういえば、高校時代の友人が、フェルナンデスのムスタングを買ったら、ボディの材質は「セン」だったらしい。こいつは、「学校の工作で使ってるのと同じ木で出来てるのか~」とひどく落胆してました。そこへいくと、私が当時使ってたのは“腐ってもレスポール”と言われるとおり(?)、国産のコピーモデルでしたが、ちゃんとメイプルでした。ところで、メイプルってのは楓の木ですよね。ということは、レスポールをギュッと絞ると、おいしいシロップが出てくる…わけないか。

 ゴンチチのチチ松村さんは、「これぞ日本の心!」という事で、桐で作ったウクレレを持ってました。「音がデカイ」のが特徴だそうですが、写真で見ただけで演奏してるところは聴いた事ありません。

 なにはともあれ、竹のギターに興味のある人は、ヤマハのホームページを探してみましょう。




※この記事は、当時@niftyのホームページサービス「@homepage」上で開設した「太陽別館・午前零時の旋律/今日のひとネタ」に掲載した記事をgooブログに転載したものです。記事を書いた当時はまだgooブログサービスが存在していませんでしたが、「@homepage」が廃止となったため、過去の記事の保存の目的で行ったものです。その辺の事情はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。