今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

粘着質な物

2000年05月16日 | 日記・雑記・ただの戯言

 昨年の夏の夜の事。私の布団の上に、娘の髪のゴムらしき物が丸まって落ちてました。で、それを拾おうとして手を伸ばした途端、ゴムが“ピョン”と跳ねた! …アマガエルだったんです。その時は、捕まえて窓の外に放り投げ、事なきを得ました。その数日後の夜中の事。枕元で、なにやらパタパタ音がする。「もしや?」と思って見てみると、アマガエルが壁に向かって、タックルの練習を繰り返しているのでした。(まぁ、本人はよじ登ろうとしてただけでしょうが。あ、“本人”じゃなくて“本カエル”か)

 我が家はマンションの2Fなのに、すぐ横が田んぼなのでこういう状態でした。昼間に窓から下を覗くと、確かに垂直な壁にアマガエルが数匹見えましたから。ある日の夜は、網戸の外の(あ、「網戸の」って入力しようと思ったら、「亜美殿」と変換された(^_^;)手すりに、カエルが2~3匹。娘と3人で眺めてたところ、小さい虫が網戸に止まった。と思うが早いか、カエルが飛びついてパクっと食べちゃいました。素晴らしい高速タックルです。子供達と「いい仕事してますね」と感心してしまいました。これがあるので、カエルは憎めない。妻はまったくダメで、カエルが部屋の中にいるとパニックになってしまうのですが、娘は捕まえられるようになりました。

 が、今年は家の横の田んぼが埋められて、駐車場になってしまいました。これで、カエルの大合唱からは解放されるのですが、あの高速タックルが見られないと思うとなんとなく寂しいものがあります。もしかして、虫が増えるかも…。

 そういえば、以前借りてた一軒家でも庭に蚊が多かったので、対策として「蜘蛛の放し飼い」をしてたのですが、誰も意識的にやってるとは思ってくれなかったようです。ハイ。




※この記事は、当時@niftyのホームページサービス「@homepage」上で開設した「太陽別館・午前零時の旋律/今日のひとネタ」に掲載した記事をgooブログに転載したものです。記事を書いた当時はまだgooブログサービスが存在していませんでしたが、「@homepage」が廃止となったため、過去の記事の保存の目的で行ったものです。その辺の事情はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。