オーシャンビューで追加料金を支払いわくわくしながら外を見ると…ワイキキの浜辺は背後だ。必然的にダイヤモンドヘッドも見えない。
バルコニーからはヨットハーバーに他所のホテル、はるか向こうにアラモアナセンターのパーキングあたりが見える。
真下にはホテルのラグーンやプール。
チョット思惑とは違っていたがバルコニー左手側には夜景と夕日は堪能できる。
そして、右側遠くにの低い建物の屋上で毎夜行われるハワイアンショーの音楽が響き雰囲気は異国情緒たっぷり。
夜景は電球が多いせいか、全体にオレンジっぽく、空気は澄んでいるので遠くまでキラキラと輝きとにかく美しい。
夜景を楽しんでいるうち、向かいのホテルのバルコニーはワイキキむきになっているので、カーテンが空いていると、角度によっては室内まで見える。
大きなテレビをつけっぱなしの部屋。
バルコニーの柵に昼間水辺で使ったバスタオルや、浮き袋を干していたり、ビールを飲んで夜景を楽しんでいる人。
気になったのは、最上階の長ーいバルコニーを行ったり来たりしながら、携帯電話でずっと話している恰幅のいい男性。女性も出たり入ったりしていて、
「あぁ~たぁ、折角ハワイまで来て、仕事の電話なの?もう、お腹が減ってんだから、いい加減してよね!」
「まだなの~ダ~リン
」 (ほんとに仕事仕事って、私と仕事と今は、どっちが大事なのよ
も~
バッグ
はもちろん指輪
もねだっちゃおうかしら・・・)
「
大事な話なんだから、ちょっと待ってくれないか。僕もお腹ペコペコだよ。食事の後は、グッチでもエルメスも見に行こう。約束だからね
いいだろう
ハニー
」 「すぐ済むから、愛してるよ。ハニー」(まったく、だれのおかげで、ハワイへ来れてると思ってんだよ
。)
てな、会話があったりして
あれやこれやと妄想するのはわたくしの癖なので、ついつい時間が経つのを忘れていた。
「おかんいつまで座ってんの?すぐ腹減るのに、いくよ」の声。
お局たちに叱られながら、中途半端な時間に夕食を済ませたので、一応小腹がすいた時と朝食調達のためABCストアーに。
ペットボトルの水と缶コーヒー。サンドイッチとハンバーガーとフルーツ(パイナップルとマンゴー・メロン)の盛り合わせを購入。
量はアメリカサイズ。ひとパックで1,5人分はある。
明日はビッグアイランド、ハワイ島で火山見学日帰りツアーの予定。
ホテルから空港までの送迎バスはAM5時10分集合。
同じハワイながら、移動にはパスポートが必須。
荷物の整理と持ち物確認、風呂にも一応入り、水分補給だけすまして、少し早い8時消灯。
第一目的の溶岩は、私を待ってくれているのでしょうか。