5月23日
イトちゃんがプロの技をふるってアサリとハマグリのボンゴレ・ビアンコを作ってくれた。
絶妙な火の通し加減で、アサリ、ハマグリがむちゃくちゃ柔らかい。
だらだらとしたお昼に活を入れるようなランチなのだった。
イトちゃんがプロの技をふるってアサリとハマグリのボンゴレ・ビアンコを作ってくれた。
絶妙な火の通し加減で、アサリ、ハマグリがむちゃくちゃ柔らかい。
だらだらとしたお昼に活を入れるようなランチなのだった。
5月22日
備瀬から美ら海の公園へ。
やっぱりイルカに会いたくなってしまう。
イルカスタジオは休止中だったけど、窓から泳いでいる姿は見えた。
そして18時からのオキちゃん劇場を見て、備瀬の浜ででっかい夕陽を待ち受けたのだが……厚い雲に隠れてしまった。
備瀬から美ら海の公園へ。
やっぱりイルカに会いたくなってしまう。
イルカスタジオは休止中だったけど、窓から泳いでいる姿は見えた。
そして18時からのオキちゃん劇場を見て、備瀬の浜ででっかい夕陽を待ち受けたのだが……厚い雲に隠れてしまった。
5月22日
思い立って自転車を借り、備瀬に向かう。
「おもしろもん ちゅうま」の工房は備瀬の集落の中にある。
昨年11月の第1回手作りもとぶ市で、私は中馬さんが作った三線台を買って持ち帰ったのだが、その時の「また会いましょう」という約束ないしは社交辞令をちょっと実現しようかな、と。
蚊にやられながらも、再会を果たしてビールまでおごってもらう。
本部の音楽シーンも、かなり熱いようだ。
思い立って自転車を借り、備瀬に向かう。
「おもしろもん ちゅうま」の工房は備瀬の集落の中にある。
昨年11月の第1回手作りもとぶ市で、私は中馬さんが作った三線台を買って持ち帰ったのだが、その時の「また会いましょう」という約束ないしは社交辞令をちょっと実現しようかな、と。
蚊にやられながらも、再会を果たしてビールまでおごってもらう。
本部の音楽シーンも、かなり熱いようだ。
5月21日
雲もなく晴れ上がった夕方、太陽が丸いまま水平線に落ちて、ものすごい夕陽が見られた……のだそうだ。
夕食の支度をしていて、見損ねた。
その後、空と海はさまざまな色に染められていって、日は暮れた。
夜には月の道ができ、夜光虫も出現し(月の光がきらめいただけかもしれないけど)、当然ながら星降るような夜空になって、真夜中に浜辺で寄せる波の音、風に流れる雲、雲が切れると顔を出す星たちの饗宴を楽しんだのであった。
雲もなく晴れ上がった夕方、太陽が丸いまま水平線に落ちて、ものすごい夕陽が見られた……のだそうだ。
夕食の支度をしていて、見損ねた。
その後、空と海はさまざまな色に染められていって、日は暮れた。
夜には月の道ができ、夜光虫も出現し(月の光がきらめいただけかもしれないけど)、当然ながら星降るような夜空になって、真夜中に浜辺で寄せる波の音、風に流れる雲、雲が切れると顔を出す星たちの饗宴を楽しんだのであった。
5月21日
月光荘から見送りしたおいちゃんに結家で再会し、またまた翌朝お見送りをする。
おいちゃんはびっくり仰天していたが、私は内心で予期していたのであった。
本島を一周するライダーのパターンはもうわかっているぜ、ふっふっふ。
月光荘から見送りしたおいちゃんに結家で再会し、またまた翌朝お見送りをする。
おいちゃんはびっくり仰天していたが、私は内心で予期していたのであった。
本島を一周するライダーのパターンはもうわかっているぜ、ふっふっふ。
5月20日
名護ゲストハウスに、民ちゃん、ウィリアム、クリスティーはしばらく滞在する。
ついでに私もしばし休憩する。
少し三線を弾き、ハンモックに揺られて海を眺める。
浜に近いというより、浜にゲストハウスが建っている。ここもまた、脳が溶けていく系の沈没宿だ。
今晩はバーベキューらしいのだが、今帰仁への路線バスの最終を考えると、参加は大変厳しい。
泣く泣くウィリアムたちと別れてひとりで今帰仁へと向かう。
今日からは結家に三連泊の予定なのだ。
名護ゲストハウスに、民ちゃん、ウィリアム、クリスティーはしばらく滞在する。
ついでに私もしばし休憩する。
少し三線を弾き、ハンモックに揺られて海を眺める。
浜に近いというより、浜にゲストハウスが建っている。ここもまた、脳が溶けていく系の沈没宿だ。
今晩はバーベキューらしいのだが、今帰仁への路線バスの最終を考えると、参加は大変厳しい。
泣く泣くウィリアムたちと別れてひとりで今帰仁へと向かう。
今日からは結家に三連泊の予定なのだ。
5月20日
自転車で先行しているウィリアムとクリスティーに名護付近で接近遭遇する予定なのだが、ウィリアムに電話で
「何かわかりやすい目印は?」
と聞いたら
「あー、オライオンビアの大きな建物がある」
という答えが返ってきた。
「Orion Beer! オリオンビール名護工場だ!」
もちろん、そこで待ち合わせに決定したのだが、いろいろ紆余曲折を経て遅れながらもようやく再会。
さっそく工場見学して、お楽しみの試飲へ。
「2杯目お代わりできるよ」
と聞いた時に、ウィリアムはこれ以上ないくらい、嬉しそうな顔をしていた。
幸せは、伝染する。
自転車で先行しているウィリアムとクリスティーに名護付近で接近遭遇する予定なのだが、ウィリアムに電話で
「何かわかりやすい目印は?」
と聞いたら
「あー、オライオンビアの大きな建物がある」
という答えが返ってきた。
「Orion Beer! オリオンビール名護工場だ!」
もちろん、そこで待ち合わせに決定したのだが、いろいろ紆余曲折を経て遅れながらもようやく再会。
さっそく工場見学して、お楽しみの試飲へ。
「2杯目お代わりできるよ」
と聞いた時に、ウィリアムはこれ以上ないくらい、嬉しそうな顔をしていた。
幸せは、伝染する。
5月20日
万座毛に寄る。
定番の観光ポイントだが、一度も来たことがなかったので、つい満面の笑みになってしまう。
おみやげ売店では、店番そっちのけでおばちゃんたちが踊りの練習をしていた。
「チャンチャンチャーン、チャンチャンチャーン、タラララタッタターン」
と口で伴奏していたので、
「わーかく あかるい うたごえにー」
とついつい唄ってしまい、
「あんたも一緒にやらんかね」
と誘われてしまった。
やっぱりここもオキナワだった。
万座毛に寄る。
定番の観光ポイントだが、一度も来たことがなかったので、つい満面の笑みになってしまう。
おみやげ売店では、店番そっちのけでおばちゃんたちが踊りの練習をしていた。
「チャンチャンチャーン、チャンチャンチャーン、タラララタッタターン」
と口で伴奏していたので、
「わーかく あかるい うたごえにー」
とついつい唄ってしまい、
「あんたも一緒にやらんかね」
と誘われてしまった。
やっぱりここもオキナワだった。
5月20日
民ちゃんの友だちが、たまたまレンタカーを借りて北に走るというので、同乗させてもらう。
日曜日で58号線が込んでいそうなので、いったん高速に入る。
最初のサービスエリアでヤギのアイスクリームを見つけてしまったひとがいた。
「おいしいのかな?」
「きっとおいしいよ」
「誰も断言してくれないのね」
「間違いなくおいしいと思う」
「ヤギだよ?」
「かなり高い確率でおいしいと推定される」
「私が買ったら、ひと口ちょうだあい、ってみんな言うんだよね」
「もちろん!(全員)」
そういう次第で、ヤギのアイスクリームは「普通においしかった」。
民ちゃんの友だちが、たまたまレンタカーを借りて北に走るというので、同乗させてもらう。
日曜日で58号線が込んでいそうなので、いったん高速に入る。
最初のサービスエリアでヤギのアイスクリームを見つけてしまったひとがいた。
「おいしいのかな?」
「きっとおいしいよ」
「誰も断言してくれないのね」
「間違いなくおいしいと思う」
「ヤギだよ?」
「かなり高い確率でおいしいと推定される」
「私が買ったら、ひと口ちょうだあい、ってみんな言うんだよね」
「もちろん!(全員)」
そういう次第で、ヤギのアイスクリームは「普通においしかった」。
5月20日
いったん、月光荘を出て北に向かう。
M.J.Q.の3days沖縄ツアーの立役者、じょっちゃんがなぜか屋根の上から手を振ってくれた。
今日は忘れかけていたくらい久しぶりのいい天気、空もいい色だ。
いったん、月光荘を出て北に向かう。
M.J.Q.の3days沖縄ツアーの立役者、じょっちゃんがなぜか屋根の上から手を振ってくれた。
今日は忘れかけていたくらい久しぶりのいい天気、空もいい色だ。
5月19-20日
元スターリンの遠藤みちろうを中心とするバンドM.J.Q.が沖縄に来ている、というので恩納の〈Bar PEACE〉まで行く。
正確に言えば、じょっちゃんが呼んだツアーで月光荘の全面バックアップ企画なんである。
故に、月光荘から送迎の車が出て、それに乗ってしまえばいいのである。1日目のライブの打ち上げでは〈コトブキ〉で飲んだそうだし、ここに泊まっているとアーティストとの距離が近い。
恩納のハコはビーチから続く気持ちいい場所にある。
スターリンはかつて過激なパフォーマンスで名を馳せたが、今のバンドはアコギ2本とドラムスで迫力のビートを叩き出し、歌をしっかり届ける、より繊細にしてパワフルなサウンドだ。
音楽を言葉で語るのは、いつももどかしいが、久しぶりに、音の波に体ごと持っていかれて、違う世界に向かう船に乗った感じがする。
那覇に帰りついたのは午前1時過ぎだったが、それからでも飲むのがオキナワ流というべきか。
元スターリンの遠藤みちろうを中心とするバンドM.J.Q.が沖縄に来ている、というので恩納の〈Bar PEACE〉まで行く。
正確に言えば、じょっちゃんが呼んだツアーで月光荘の全面バックアップ企画なんである。
故に、月光荘から送迎の車が出て、それに乗ってしまえばいいのである。1日目のライブの打ち上げでは〈コトブキ〉で飲んだそうだし、ここに泊まっているとアーティストとの距離が近い。
恩納のハコはビーチから続く気持ちいい場所にある。
スターリンはかつて過激なパフォーマンスで名を馳せたが、今のバンドはアコギ2本とドラムスで迫力のビートを叩き出し、歌をしっかり届ける、より繊細にしてパワフルなサウンドだ。
音楽を言葉で語るのは、いつももどかしいが、久しぶりに、音の波に体ごと持っていかれて、違う世界に向かう船に乗った感じがする。
那覇に帰りついたのは午前1時過ぎだったが、それからでも飲むのがオキナワ流というべきか。