昨日ジョグをしていたら、キジバトと思しき鳥が梅の古木(大きく枝を広げている)に飛び込むのが見えた。
のんびりしたキジバトにしては素早い動きだなと思った瞬間。
大きな鳥がキジバトとは反対方向から飛来し、梅の木を過ぎて急旋回。梅の木の中に突っ込んでいった。
刹那、その鳥と目が合った。
大鷹だった。
好い目をしていた。
私はあまりの精悍さにしびれて立ち尽くしてしまった。
キジバトは捕食されてしまうのか?
空中では大鷹には勝てないが、枝を張り巡らした樹木のなかでは勝手が違ったようだった。
近くに人間がいることもあり、大鷹はキジバトを深追いせず悠然と山に戻っていった。
一分にも満たない間の出来事だった。
自分は押し並べて鳥が好きだ。中でも猛禽は大好きだ。
しかし、自分は猛禽にはなれない気がする。
猛禽ではないけれど、その習性から小さな猛禽と呼ばれるのがモズだ。
自分にはちょうど良いので名乗っている。