今日も寒かったですね。
勤務先の図書館では 若者が次々に病に倒れ・・・
私も喉が痛い。
さて 上橋菜穂子の「鹿の王」を読みました。
東乎瑠のアカファ岩塩鉱で奴隷となっていたヴァンはある日
捕らわれている場所に山犬の襲撃を受ける。
山犬に噛まれたものもそばにいたものも全て、壮絶な死を迎えるが
なぜだかヴァンと幼子ユナのみ生き残る。
ヴァンはユナを連れて逃亡を図る。
一方、貴人として扱われているオタワルの若き医術師ホッサルは、
その病がかつてオタワルを滅亡に導いた「黒狼病」に酷似していることに気づき
調査を開始する。
追われるヴァンとユナ。
ホッサルはこれまでの同じような病気の発症を調べるうちに
これらが意図的に行われたものであるという可能性に気づく。
東乎瑠、アカファ、火馬の民、オタワル深学院、
さまざな人間のさまざなま意図が交錯する。
前半、医師であるホッサルが、
「自分は疫病を呪いだとは考えない。人間にできることが必ずある。」
というようなことを言い放つシーンがありました。
ホッサル様、素敵。好きです!(←やめんか?^^;)
それにしても、括りは児童文学だと思いますし
決して難解な言葉を使っているわけではないですが、
壮大かつしっかりとした世界観で、テーマは重い。
考えさせられるけれども、最後は希望を与えてくれる。
お勧めです。
いがぐりおは ホッサル派?それともヴァン派?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
勤務先の図書館では 若者が次々に病に倒れ・・・
私も喉が痛い。
さて 上橋菜穂子の「鹿の王」を読みました。
鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐ | |
上橋 菜穂子 | |
KADOKAWA/角川書店 |
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐ | |
上橋 菜穂子 | |
KADOKAWA/角川書店 |
東乎瑠のアカファ岩塩鉱で奴隷となっていたヴァンはある日
捕らわれている場所に山犬の襲撃を受ける。
山犬に噛まれたものもそばにいたものも全て、壮絶な死を迎えるが
なぜだかヴァンと幼子ユナのみ生き残る。
ヴァンはユナを連れて逃亡を図る。
一方、貴人として扱われているオタワルの若き医術師ホッサルは、
その病がかつてオタワルを滅亡に導いた「黒狼病」に酷似していることに気づき
調査を開始する。
追われるヴァンとユナ。
ホッサルはこれまでの同じような病気の発症を調べるうちに
これらが意図的に行われたものであるという可能性に気づく。
東乎瑠、アカファ、火馬の民、オタワル深学院、
さまざな人間のさまざなま意図が交錯する。
前半、医師であるホッサルが、
「自分は疫病を呪いだとは考えない。人間にできることが必ずある。」
というようなことを言い放つシーンがありました。
ホッサル様、素敵。好きです!(←やめんか?^^;)
それにしても、括りは児童文学だと思いますし
決して難解な言葉を使っているわけではないですが、
壮大かつしっかりとした世界観で、テーマは重い。
考えさせられるけれども、最後は希望を与えてくれる。
お勧めです。
いがぐりおは ホッサル派?それともヴァン派?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/