「なごみクラブ４」遠藤淑子

今日も涼しい通り越して寒かったですね。
久々に秋を通り越して　冬に向う服装でした。

さて　遠藤淑子の「なごみクラブ」４巻を読みました。

	なごみクラブ 4 (バンブーコミックス)
	遠藤淑子
	竹書房

今週　ちょっと乗り越えなきゃならないことがいろいろあり　これはそれらを乗り越えた自分へのご褒美になるわ！！　と思ってアマゾンに注文してありました。

９月の「空の向こう」文庫版に続き　５か月も遠藤淑子作品に会えるなんて　すごい企画。

・・・って　なんだかご存じない方には通じない話で申し訳ありません。

遠藤淑子さんは　寡作ってほどでもないわけですが　普通のペースの漫画家さんなので　コミック化は１年に一度か二度くらいのペースなわけです。

ところが　今回は　いろんな出版社から　単行本の文庫化も含め　５か月も連続でコミックが発売されるという遠藤ファンには　垂涎の企画！！

前も３カ月連続！みたいなのがあった気がしましたが　好評だったということでしょう。

え・・・？そんなこといいから　さっさと感想を述べろって？＾＾；

いや　そもそも遠藤淑子って誰だ？って？？

う・・・そこからか・・・・

遠藤淑子さんは　絵は好みが分かれるところですが（私は好きです。）
大変ユーモアとウィットに富んだ話を描かれる方で　私のもっとも敬愛する漫画家さんの一人です。

敬愛が過ぎて　単行本全部持っているのに　文庫化の時の巻末のあとがき漫画が見たくて
ついまた買わされてしまうという哀れなファンの一人です。

「なごみクラブ」は　そんな遠藤さんの魅力をひしひしと感じるシリーズです。

「なごみクラブ」は会員制ホストクラブですが　自分の想像するホストクラブとは　果てしなくかけはなれています。

女性オーナーが「自分が落ち着ける店」を理想に開店した店で　利益とも遠く離れているような気もしますが　一部のお客にとっては　そこが魅力な店です。
（つぶれないってことは　多分・・・）

今回も多彩なホスト達が活躍。（大活躍ではないところが遠藤作品の魅力だと思います。）
遠藤節　絶好調！！

個人的には　鬱で会社を辞めた青年がコンビニで働くというシリーズ（なのか？）が好きです。
自分と葛藤しながら　それでもなんとか頑張っている姿に共感してしまいます。

遠藤淑子ファンは　迷わず購入されていることと思うので　
読んだことのない方　是非　一度お読みになってください。

台詞にげらげら笑って　ジーンとして　ほんわかあったかくなる　そんなお話です。

お勧めです。

いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。＾＾／