まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「花宴」あさのあつこ

2012-08-19 21:05:35 | 読書のすすめ
今日は 晴れて暑かったですね。
館林36.7℃。
日差しの下に出ると じりじり肌が焼けるのが分かります。
焦げるって感じ?^^;

さて あさのあつこの「花宴」を読みました。

花宴
あさのあつこ
朝日新聞出版


藩の勘定奉行 西野新佐衛門の娘 紀江は 小太刀の名手だった。
父の門弟の三和十之介を婿に迎える縁談があり その前に 紀江は三和と太刀の手合わせを望まれる。
夫にと願った三和は 兄が殺されかたき討ちに出ることとなり 破談となる。
結局 父の別の門弟 勝之進と 夫婦となる。
三和への想いが断ち切れぬまま 勝之進との平和な生活が続いていくかに見えたが・・・



あさのあつこの時代物です。
表紙の絵にもあるように 燕が月日の流れを感じさせてくれます。。

最後が切なくて ハッピーエンド好きとしては そこは残念なのですが
あさのあつこは 言葉の選び方が秀逸で 美しい。

他の人を想っているがゆえに 勝之進とすれ違う心。
紀江が 小太刀で対決するシーンは 息を飲む緊張感です。

是非 ご一読ください。

ここ数年 車庫に燕が巣を作っています。
車の上に糞を落とされまくるのでちょっと困りますが 幸せの使者 仕方ないですね。
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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