何はともあれ電波を出すにはRIGとアンテナ。
アンテナをどうするか・・・敷地の関係からワイヤーアンテナは
どうも張れそうには無い。
無理矢理逆Vを張ろうかとも悩んだが、Vの字が極端に
傾いて尚且つ鋭角になってしまい、インピーダンス、変な
パターンなってしまいそう・・・
昔それで悩んでサガ電子のアローラインを上げていた。
また、二階のベランダの屋根がちょっと張り出しており
どうも垂直にポールが出せそうに無い。
反対側は何とか垂直になりそうなのだが、こちらは別途
6m用の専用アンテナを上げる目論見なのでどうしても
支持ポールが斜めになる。
であれば、釣り竿アンテナとチューナーでも良さそうな物だが
チューナーを購入しなければならないし、先々別のアンテナ計画も
有るので(いつのことか・・・hi)今回は見送り。
そこで、安直だがDIAMONDアンテナの5バンド(7,14,21,28,50Mhz)の
HFV5と言うV型(水平,90°も可)アンテナで行こうと決定。
評判は「超短縮なので過度の期待は・・・」とか・・・
しかしアンテナが無くて「出られない」と「出ることができる」では
大違いなわけだし、過去にあまり出たことの無い14,28Mhzも
出てみたいので目的は果たせる。
ただ意外と良い値段なので(実売30K\ちょっと切るくらい)
コストパフォーマンスはどうなのだろうか?
斜めの取りつけに苦労した
実際に組み立ててSWRのDIP点を探って行くと、7Mhzと14Mhzは
本当に「ピンポイント」!仕方なくCWの上の方でPhoneの下の方と
いったところに合わせこむが、調整自体はコイルの付いたエレメントの
出し入れで、取説に記載の調整幅でほぼ間違いなく動くので
再現性はさすがに良いと思う。
21,28Mhzは何とか使用範囲SWR1.5以内。RIGの内蔵チューナーを使えば
300~400Kで使用可能。
50Mhzはさすがに短縮率が下がるのでほぼ1Mhzで1.3以下に収まる。
(最DIP点は1.1)
さて、使用の感想・・・7,14Mhzは聞こえていればドパイルでなければ
国内は使用可能(期待はしていなかった分少々満足・・・hi)
DXは東アジアと極東ロシアくらいしか聞こえず・・・聞こえないものは・・・
21,28については元々グランドウェーブではほぼ近所だけ。
Eスポで有れば何ら問題ない。今シーズン久々に楽しませて貰った。
50MhzはしょせんD・Pなので別の意味で期待を裏切らない「ほぼほぼ」・・・hi
もっとも50Mhzは専用の別アンテナを予定していたのでこれでOK。
住宅事情や敷地の関係、スペースの関係でワイヤー系、GP系が
設置できなければこれはこれで有りだと思う。
とにかく多バンドに・・・と思っている人には「有り」です・・・hi
尚、支持ポールは昔使っていた移動用の4m伸縮ポールを使用し
強風・台風時には「クランクダウン」できるようにしている。
もちろんXYLや近所のQRM対策です・・・hi
by JJ1WGG
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