新房総の山親爺

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富士山眺望の釈迦ケ岳(1641m)

2024年04月19日 | 県外登山

富士山眺望の釈迦ケ岳(1641m)

甲府盆地がピンクに染まる桃の花見と釈迦ケ岳から富士山・南アルプス・奥秩父連峰を眺める贅沢な山歩きが楽しめます。と、9日に計画していたが天候不良で延期となり18日に。この18日も16日はCランクで下界の街も雨予報で中止か、それとも天候安定している群馬の山かと迷っていたら、17日の天気予報ではAランクに急変していて、急遽予定通り18日に決行することになった。

・期日:2024年4月18日(木)

・メンバー;山田、小川、伊藤、森内、高橋、藤原

・往路行程:木更津南IC6:00=八王子JCT=談合坂SA=一宮御坂IC=すずらん群生登山口8:50

・コース:登山口(1330m)9:00…稜線9:35…府駒山(1562m)10:00…釈迦ケ岳(1641m)11:00/11:55…府駒山12:40…稜線13:00…登山口13:30   

・行動時間:4時間30分、歩行距離;5.7㎞、累積標高差;登り533m、下り528m

・復路行程:登山口13:40=(若彦トンネル)=ロイヤルホテル河口湖開運の湯14:20/15:10=河口湖IC=都留IC=都留・より道の湯15:40/16:50=都留IC=木更津南IC18:00

・記録;いつもは中央道から奥多摩・丹沢に富士山も厚い雲の中に閉ざされていて期待薄です。笹子トンエルを抜けても南アルプスも奥秩父連峰も見えない。9日は甲府盆地がピンクに染まる桃の花も散ってしまっていて、鳥坂トンネルの向けて高度の桃畑には面影がしのばれます。山肌の楢の若葉には陽が射すこともなく鈍く新緑も楽しめません。すずらん群生地は道路整備や駐車場近くの整備が行われている中、予定よりも早く到着しました。

スズラン群生地登山口     落ち葉の中を        府駒山       ・・・から釈迦が岳を

落葉で埋めつくされ、春の雰囲気は全く感じられない登山道に直ぐに入って30分ほどで‘どんべえ峠’からの稜線に到着します。山野草はトリカブトの葉が所々に見受けられたくらいで府駒山に。釈迦ケ岳が樹林越にようやく望めるようになります。ツツジの木々の中を縫って歩きますが、蕾はまだ固く閉ざされていて、開花の時期はツツジのトンネルだろうと想像できます。山頂から戻るソロの二人とすれ違います。そういえば駐車場で女性二人が先行していったが、会うことなく黒岳の方に行ったのだろう。釈迦が岳の基部からの岩場はロープが張り巡ぐされていて緊張感を持ってようやく何十年振りか、三度目の山頂です。仲間にみせてあげたかった富士山をバックに鎮座するお地蔵様はさみしく感じます。 

岩場を捩る         地藏さんと富士     富士山判るかなー     山頂で

でも、黒岳から延びる中藤山・金堀山・節刀ケ岳・鬼ケ岳の稜線は確かめられるのが唯一の慰です。展望版には笊が岳の名前が刻まれていますが、南アルプスに奥秩父連峰も姿を隠しています。風もないので富士山を覆っている雲も取れそうもなく早目の食事をします。誰か、「富士山だ!」と雲の隙間から山頂が、歓声が上がります。小一時間も山頂に佇んで降ります。下りと言うのに、アップダウンを6回も繰り返して登山口に。スズランの時期は5月末から6月とのことで、この時期は大賑わいとのことでした。若彦トンネルを抜けると河口湖に、湖畔は桜満開で外人さんがいっぱいで富士山が望めたら最高のおもてなしが出来たのに残念でしたね。

 

山頂から節刀ケ岳の稜線   河口湖の桜   山はよかった~

開運の湯は露天風呂からの展望もなく食事も出来ないとのことで、おなじみの都留の‘より道の湯’で盛大に反省会で5月の山は玉原高原の「鹿俣山」28日に決まって、帰路につきました。都内に入るとフロントガラスに雨滴が落ち始めて、山で降られなかったことに感謝した次第です。

 

 

 

 

 

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