Sustainability
Sustainability----持続可能性。 を意味する言葉です。 アロマテラピーは、植物の
有効成分が凝縮された精油を使った自然療法であり、当然植物が原料です。
私たちは、精油を選ぶ際、原料である植物がどこで採れたものか、オーガニックなも
のか、100%ピュアであるか・・・等で選んでしまいがちです。 確かに、それらのチェ
ック項目は大切なことです。
しかし、その植物が、生態系のバランスをくずしているとしたら・・・、枯渇に向かって
いたら・・・。
精油には、たくさんの種類がありますが、その中でもローズウッドとサンダルウッドは
需要と供給のバランスがとれていないと言われています。 中でもサンダルウッド
は、木を切り倒して使われ、そして成長するのに何十年もかかります。
そのため、現在、栽培、生産及び販売についてインド政府により管理されています。
植物の恩恵を受けることができるアロマテラピーであるからこそ、我々はその植物の
サスティナビリティを考えなければならないと思います。 現在、アロマテラピーの精
油ブランドはたくさんありますが、このローズウッドとサンダルウッドの製造、販売を
中止しているメーカーもあります。 人気のある精油であっても、その植物の持続性
を考え、生産を中止する。 また、植林活動に参加する。 そういう企業の姿勢も
私は大切だと思うし、そういった企業を評価し、その企業の精油を選び、そして、枯
渇問題が懸念されている精油を”買わない”ということを選ぶのです。
サンダルウッドに代わる精油は現在ありませんが、ローズウッドには、作用が大変
似ている、といわれるホーリーフという精油があります。
ローズウッドが欲しいな、と思った人は、是非このサスティナビリティを考えてもらって
ホーリーフを買ってみてください。