大地とのつながり－ｇｒｏｕｎｄｉｎｇ

さて、前回ブログで書いた、アロマスクールでのきっかけレッスンで気づいたこと。

人は時として、考え事で頭がいっぱいになったりして、頭ばかりが先行し、
他の感覚が鈍くなったり、または宙に浮いたような感覚になったり、します。

地に足がついていない、ぼーっとしている、という感覚です。

このような時、また人は、一方地についた足は、すっかり冷え切っているのです。

人間は、大地と繋がっていること、または部分（足）を、もっと重視して考える
べきなのです。

きちっと大地と繋がっていないと（精神と肉体が）、それは様々なものからの
感覚や接触、つながりを感じることができず、結果として体の免疫力も低下
するとか・・・

このような大地とのつながり、地に足をつけること、をgrounding というそうで。
そういえばこの言葉は２年前英国に言ったときに聞きました。

grounding（グラウンディング）を手助けしてくれる精油は、幾つかありますが、
やはりベチバー精油が有名だと思います。

足が大地と繋がること、ベチバーがイネ科の植物の”根”から蒸留して得られる
ことも、納得ができます。
まさに、大地とつながった部分からの蒸留です。

このベチバーという精油の香りは、瞬間的に、苦手！というひとも多いです。
どういう香りかというと、まさに土臭い香りです。
深い森林の、土臭い、大地の香り・・・でも、大地の香りということでしょうか、
どこか母なる大きな力強さ、地球の力強さ、包み込んでくれるような
やさしさ、大きさを感じてしまう私は、この香りによって安息を感じることが
出来るのです。

そして、思考が散乱し、溢れかえっている私を、ゆっくり大地につなげて
くれるのです。

考え事が多い私にとって、このグラウンディングという行為は、とても
大切なことです。

そのことに改めて気づいた私は、ベチバーという精油の力をしばしば
借りています。

この精油は一滴でもパワフルな香りを持ちます。

別の使い方としては、防虫効果があるので複数の精油とアルコール、精製水を
混ぜたものをクローゼットの服にスプレーして使っています。

ベチバー精油は他の精油とのブレンドにおいても、全体のバランスを保ったり
香りに深みを加えてくれたり、実は用途の多い精油です。


どこか考えすぎて消耗しているとき、ベチバーの力を借りて、自分の精神、身体、
大地とのつながりを取り戻してみませんか？