ColFiore*~ Colorful, Flowery, Aromatic Life お花と香りのある暮らし

Flower & Aromalife coodinator、Jazz singer きぬこが綴るハッピー生活☆

あんぱんで・・・

2010-05-26 12:50:49 | その他
昨日仕事をしていると、同僚の女の子がお菓子を配ってきてくれました。


木村屋のあんぱんでした


あんぱんを見て、これはランチに食べるべきか・・・お菓子として食べるべきか・・・・

なんてしょうもない事を考えていると、”食べさせてあげたい人”がいると、心が
感じていました。



そうだ、 おじいちゃんに食べさせてあげたい



数年前に102歳で他界した祖父です。


明治生まれ。 明治ー大正ー昭和ー平成 の時代の流れを生きた人です。
1世紀、生きたことになります



祖父は100歳を迎えてもまだ自分の足で歩き、自分の歯で食べ、毎朝新聞を読んで
いました。



”介護”を必要としたのは、102歳と11ヶ月を生きた内の、最後の2週間くらい
だけです。



信念は一つ。 自分が健康でい続けることが自分にとっても幸せで、周りにとっても
幸せを与えるからです。 


祖父が見せた生き様の、一つです。


戦前、戦後、物がない時代、貧しさを生き抜き、そんな祖父がにっこりと喜ぶのは、
あんぱんを食べている時でした


あんぱんは、とてもとても貴重なご馳走だったのでしょう。



あんぱん、と聞くととても嬉しいそうにしていた祖父を思い出しました。



あんぱんを見て、ふとこういう気持ちが”降りてくる”のは、やはり、祖父の
想いが私を通してこの世に来ているのだと思う。



私は、そう感じている。


時々、そのような感じを覚えるのです。



おじいちゃんが、私を通して、この世を見ている。

私を通して、食べたいと言っている。

私を通して、笑顔を伝えて欲しい、と言っている。



こんな気持ちになる時が、たまに、あるんです。




今出来る事なら、このあんぱんを真っ先に仏壇に納めたい・・・



でも、私が食べることが、おじいちゃんが食べることになるのかな。。。



な~んて思いながら、



おじいちゃんのことを思って、あんぱんを美味しく頂きました




おじいちゃん、美味しかったかな? あんぱんですよ!