今のロ組は旧ソ組組長筋であり、その西隣に構えるウ組は昔はソ組に入っていた。
旧ソ組が解散した際に、米組系列の西のナ組との間でロ組は、「ナ組は東(ロ組の方に)に勢力を拡大せず」と約束を交わし、ナ組との敵対をやめた。そしてロ組と西のナ組に鉄砲を取り上げられてウ組は独立した。
時代は下り、昔、ナ組と軒を接していた旧ソ組系列筋の連中は、ナ組の勢いになびき、
「オレもナ組に入れてくれよ」
と言ってくる。これに対してナ組は「東に勢力を拡大せず」の約束があるにも関わらず組に入れてしまう。
今、ウ組が新たに
「オレもナ組に入れてくれよ」
と言だしたが、ウ組はロ組と軒を接するお隣さんである。
ロ組からするとナ組は、さんざん約束を反故にしてきて信用できない組なのである。そんな組にウ組が取り込まれてしまったら、いよいよロ組はナ組に直接対決しなければならなくなる。しかもナ組は肩で風切る羽振りの良さで、格差はまだ埋まっていない。隣り合う格差によってナ組は旧ソ組系列を取り込んできたのであるから、ロ組、真っ青である。
そこでナ組の親分筋の米組に
「昔の約束で東に勢力拡大しないって言ってただろ。ウ組はナ組に入れないって明言しろ」
って申し入れたが、米組の親分衆は、ウ組が棚ぼたでナ組に入ってくれるという美味しい話に目がくらんだのか、これを飲まず。
業を煮やしたロ組は、ウ組に段ビラ振り回し乱入し、組長に段ビラ突きつけ
「ナ組に入りたがるお前なんか首ちょんぱだっ!」
米組に向けては
「横槍入れるなら、鉄砲撃っちゃうぞ」。
米組の仲間は、
「何であっても段ビラ振り回し鉄砲で脅すとはけしからん。ロ組とは取り引き停止だ」
↑今ココ
多分こんな感じ?
こう書くと、どっちが「越後屋、お前もワルよのぉ」かワカラン。そもそも片方はワルというより欲ボケの気配はするが。
しかし、オデッサに Студія-117 があるからではないが、段ビラ振り回すのは止めて欲しい。
そして欲ボケで、段ビラ振り回さざるえなく追い込むのも止めて欲しい。もうちょっとクレバーに越後屋してくれと思うのである。
追記。
ちょっと考えてみたのだが、ロ組構成員が「もうや~めた、ワシら盃返してみんなでナ組に入っちゃうもんね~」とかなったら、今度はチ組が大慌て?
追追補。
ロ組が恐れているのは・・・ってかロ組幹部が恐れるのは、民主化なんだろうなと。民主化革命が起こってしまうのは困るわけだ。だからそこら辺で格差を見せつけられかねない、お隣がナ組になってしまう状況を避けたいのだろう。
追々々補。
追記と追追補を合わせて妄想(あんまり確率は高くない前提だから)すると、ロ組がナ組に入っちゃうと次にすんげくチ組が困るんだから、チ組はそこらへんを考慮して立ち回るべきなんだろうと。変にロ組に義理立てした振る舞いすると困ったことになりかねないのだと。
ロ組には「プの字さん、少し落ち着きましょうや」くらい言って、ウ組との仲を取り持って、双方受け入れられそうな落としどころを探る手伝いするとか?
そうすりゃ世界の中でプレゼンス示せて、米組をさらに圧迫できるゾと。
それはそれで困ることが起きそうだが。台湾とか尖閣とか。