さすがにラジエターを外すと中に残っている冷却水が出てくるのである。
結構、ドバドバという感じに出てくるので、半分くらいはバケツに受けたが、残りはこぼれてしまった。
適当に吸い取り紙などで処分であるが、正直うちの駐車場(で作業している)は、もう処分した下駄軽箱バンのお漏らしの油と冷却水で汚染されまくりであり、手遅れ感が満載なのである。
不動車の整備がひと段落したら、それ含めて一度駐車場のコンクリを清掃せねば。
とりあえずまだ冷却水がエンジン内に残っている気配なので、ドレンボルト抜いたまま下にバットを置いて、明日まで一晩放置である。
エンジンのヘッドも一度外して中を確認しようと思っているのであるが、前気筒は前方に頭を突き出しているのでラジエターが無ければ前輪が若干邪魔ではあるがヘッドやシリンダーを外すことはできそうである。しかし、後気筒は燃料タンク下のエアクリーナー手前に頭が出ており、ちょうどその上にラジエターキャップや冷却水のホースなどが取り廻されているし、スロットルワイヤの分配器や排気デバイス駆動モーターと駆動ワイヤプーリー等が乗っかっており、プラグを交換くらいの作業なら可能であるが、ヘッドを開けるのはとっても無理。
これらも一旦外さざるえないのであるが、ワイヤー類がどこにどれが付いてたか分かるようにタグでも付けないと、取り返しのつかないことになりそうな感じであるので(一応マニュアルには出ているけど、画像が・・)、明日はそのあたりだろうか。
あとはキャブレターの分解清掃か。ドレンを外したら、あの忌まわしのガソリンが腐った代物といわれるゲル状物質が付着しまくっていたので、どうせドロドロなんだろうなぁ。とっとと開けて、交換部品の確認と発注をせねば。
下駄車のクラッチジャダーは、明日にとりあえずエンジンオイルのチェックから始めよう。
今日はキャブのアイドリングアジャスターを少し回してアイドリング回転数を上げようとしたのだが、使用劣化で段付きになっているのではないかと思われるのだが、アジャスターを回してもあるところまではほとんど回転数が変わらないが、あるところを過ぎると急に3千回転くらいに上がってしまう。
これも中古で結構放置期間長かったようなので、一度キャブクリーナーか燃料添加剤でもぶち込んだ方が良いかもしれない。多分こっちのキャブも中にゲル状物質が溜まっていそう。
本当は外して分解清掃整備した方が良いのだけれど、今は不動車の方でお腹いっぱい。