足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




 診療が終わって帰宅する途中の事です。
私は「蔵清水(くらしみず)」という地下水を汲んで帰ります。JR蔵本駅前にある天然水なのですが,結構おいしい水です。一度この水でご飯を炊いたり,珈琲を飲んだりすると,水道水が飲めなくなってしまいました。特に私の住んでいる地域はあまり水がおいしくない気がします。(診療所の水道水はまだ飲めるのですが)

 ということで,ペットボトルに水を汲んで帰るのが日課となっています。今日もそこで水汲みの順番を待っていると,「Excuse me」と声がします。「?ヘンな宗教の勧誘かな?」と振り向きますと
「Can you speak English?」
アジア系の外国人の方でした。どうやら宗教の勧誘ではないみたいです。うむ。なんて答えようかな。
「A little(ベリーベリーアリトルなんですけどと思いながら)」
で,以下彼とのやりとりです。

彼:「公衆電話で自宅(インドネシア)へ電話をかけているのだが繋がらない。助けてくれないか。」
私:「いいですよ,ちょっと水を汲むまで待ってください。」
彼:「電話をかけても通じない。オペレーターがなんと言っているのか聞いてくれないか」
私:「わかりました」
と,実際公衆電話から彼の自宅の番号をダイアルします。
受話器:「ツー,ツー,ツー・・・」
(?話し中??オペレーターなんて出てこないじゃん)
私:「話し中みたいだけど?」
彼:「本当?ではもう一軒別のインドネシアの家に電話してみるから」
再度ダイヤルです。
受話器「ツー,ツー,ツー・・・・」
(あれ?これおかしいな。)と思って周りの張り紙をよく見ますと,国際電話は百円玉だけでテレホンカードは使えないとなっています。
私:「わかりました。このカードが使えないんです。」
とその後は百円硬貨を貸してあげて電話が繋がりました。

 何でもないこれだけの事だったのですが,実際の会話はもうシドロモドロ(^^ゞ。(話し中って英語でなんて言うんだ!)と思ったり・・・
なんとも頼りないヘルパーだったと思います。彼も私に頼むんではなかったかと思ったかも。

 英語は得意ではないのですが,やっぱりある程度はしゃべりたいですよね。学生の頃,英会話のCDをウン十万も出して買った事があるのですが,それを引っ張り出そうと誓った夜でした。





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