足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




長野県下高井郡山ノ内町という場所にあります渋温泉
石畳の温泉街の道は車の離合は厳しいほど細い道。そこにはちょっと懐かしい時代にタイムスリップできるような時間と空気が流れています。

私も嫁さんも,今度のTV番組を見るまで渋温泉のことは知らなかったのですが,  …好みの温泉街でした

一つの温泉街なのですが,泉源はいくつもあるようで,泊まった旅館では7つのお湯が楽しめました。そのどれもが掛け流しなんですからびっくりです。

さて,娘(&嫁)が楽しみにしていた外湯巡り,旅館について一息つくまもなく早速回ります。



こちらが一番湯。こんな感じのお風呂が9つあります。



もともとは地元の人たちの共同浴場だったようですから,一つ一つのお風呂はそんなに大きくなく,観光向けといった造りもしてありません。そのあたりを期待して行くとそのギャップにびっくりするかもしれません。

長年使われてきたお風呂ですからね…






それでもそれぞれ違った泉質のお風呂が一気に楽しめますので,なかなか楽しいお風呂巡りです。泉源がどれも熱いので,中にはしばらく水を入れないと入れないお風呂もありました。ですから一つのお風呂につかる時間は2~3分程度(^^ゞ。そしたらまた浴衣を着て次のお風呂に向かう…そんな感じです。


お風呂の中にはこんなボードがあります。


お風呂の外には判子があり,それを手ぬぐいに押して回ります。5番湯あたりでもう汗だらだら

なんだか浴衣を脱いでは着て脱いでは着ての繰り返し…汗が引かないうちに次へ向かうのでこれも修行みたいでした。



旅館には3時ちょうどにチェックイン,夜の食事までの時間を外湯巡りと思っていました。
しかし,何と旅館にも7つのお風呂があって,それも夜9時で男女交替…となるとそれまでに一度は旅館のお風呂も入らないといけません(べつにいけないわけではないのですけど)。

外湯を6つめで一旦終了,それから旅館に戻り,こんどは旅館のお風呂をはしご~










晩ご飯には喉がカラカラ…
ビールが進んだのは言うまでもありません

そして,夜に残りの外湯へ~
外では夏休み期間中,毎日歩行者天国になっているらしいです。
簡単な出店や,ゲームなども楽しめてなんだかお祭り気分。。。
いいですね~こんな雰囲気。


そして9つめのお風呂に入り,神社へお参り。

一日にこんなにたくさんの湯船に浸かったのははじめて…



一日かけて,満願成就の手ぬぐいを完成させました♪



もうこの頃にはまた喉がカラカラ。。。

出店でサイダーをもらいます

途中,娘:「あ,この旅館だよ。」

そうです,「○じめてのおつかい」に出ていた子供さんのいる旅館です。
そーっと中をのぞいてみますと…

いた!(失礼ですが)」

お願いして写真取らせてもらっちゃいました。きっと人気者になってらっしゃるんだと思います。


後ろに飾ってある手ぬぐいが番組内で女の子が押して歩いた手ぬぐい。おばあちゃんも出演されてましたね。


さらに散歩してますと






何とそこには千と千尋の神隠しに出てくる「かおなし」が…

その旅館の外観が「油屋」のモデルになったのではと言われているのだそうです。




確かに似てます。


下調べがあまりなかった分,意外な発見もあってとても楽しい渋温泉の一夜でした。



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