足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




プレッシャーに強い人と弱い人,いろいろだと思いますが,私はかなり弱い方。

顕著なのがテニスでのプレイ。
大事なポイントになると緊張して体が動きません

サッカーならばプレーは「流れ」の中で行われるので,そう改まって緊張する時間がないのですが,テニスはワンポイント毎に考える時間があります。
考える時間があるということは,立て直しがきくという反面で,考えすぎてしまって緊張してしまう…

そう考えると私のようなものにはあまり向いていないスポーツなのかも(笑)。

娘はどうかといいますと,小さい頃は(当たり前なのかもしれませんが)怖いもの知らず。
ピアノの発表会などでも大勢の人の前で平然と弾いておりました。

それを見て「私の血はひいていないのかな」と淡い期待をしていたのですが…







先日,冬季のテニス大会がありました。
親の思惑通りテニスにはまりつつある娘。今回は試合のドロー表を数日前から何度も眺めるほど気合いが入っていた様子。

しかし,その気合い…勝ちたいという気持ちはプレッシャーとなって現れてしまいました。

第1試合,相手は一つ下の学年の女の子(けれど身長は相手の子の方が高い)。
学年が下ということを考えると勝って当然ともいえます。

私たちのレベルも同じなんですが,勝敗の鍵は「ミスをいかに少なくするか」ということ。
娘の今回の目標は「ロブ(山なりの高いボール)を多用して返し続ける」でした。スクールのコーチからもそれを言われていたようです。

が,第1ゲームから動きの堅いこと堅いこと…
腕が萎縮してラケットを振り切れないものだから,アウトボールの連発。そうするとさらに萎縮してしまい,結局は当てるだけのスイングに…という悪循環。

それでもスコア的には 6-3 で勝ちました。が,デュースにもつれ込んだゲームが4ゲームとかなり接戦。試合中,娘は忠実に?作戦を実行し,なんとウィナー(自分が打ったショットでポイントが決まる)は0。 うーん,ある意味すばらしいです。


ひたすら山なりボールの打ち返し…


2回戦は少し緊張もほぐれたようですが,それでも普段の動きにはほど遠いもの。親子テニスの時はのびのびとやっていたんですけどねぇ。。。。
この試合も見事にウィナー0… きっと相手の子にしたら,「何で負けたんだろ?」って感じでしょうね


3回戦。相手は第一シードの女の子。
このレベルになるとそうそう簡単にはミスをしてくれません。
娘の萎縮したロブはちょうど良いチャンスボールになり,ことごとくウィナーを決められていきました。。。。

もう少しボールが深いところに打てていれば…とも思いますが,ここから上に勝ち上がるには,ロブだけでは難しそうです。(今回はどんなチャンスボールもロブで返していましたから…)


緊張することを覚えてしまった娘。
今後はこの見えない敵との戦いが鍵になりそうです。

…場数を踏んでいくのが一番なのでしょうけどね。。。。。














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