映画ときどき…

映画の事を中心に更新していきたいと思います

少年H

2014年02月26日 01時09分42秒 | 映画
最近、この時代のようになるんじゃないかという不安が、心の奥に潜んでいる。どんな時代であっても、しなやかな心でなければ、と戦中の妹尾家の父親をみて思った。そんな簡単にはできないけど頑なじゃ世間に負けちゃう。

アメリカと戦っているけれど、この家族は世間と戦っている。

政治以外のところで国民同士が繋がっている事の必要性を感じる。

誰かが、戦争を始めたくなっちゃうんだ

そんな人たちが、火種になるものを探している気がしてならないこの頃です。





天使の分け前

2014年02月18日 23時03分44秒 | 映画
ケン・ローチ監督は、どちらかというと世の中の底辺に近い人々をテーマにする事が多い気がする。ロビーと奉仕活動指導者のハリーの友情に救われる。

ハリーは、ロビー達と接する時も同じ目線だ。こういう大人でありたいと思う。

ロビーの生活は、危うくてとにかくハラハラするが、何とか抜け出そうという気持ちがあることが、他の仲間と違う所かな

スコッチウイスキーの見学シーンも良かった。




くちづけ

2014年02月12日 00時50分59秒 | 映画
残念ながら日本は弱者が一人では生きていけない社会だ。
介護の問題も、まったく同じことが起きていると思う。

当人に自分だけで解決しようという気持ちがあればあるほど、この映画のようになってしまう可能性が高い。

自立支援施設にいた時のしあわせな時間だけが救いでした。

起こってはいけない事だ。







さよなら渓谷

2014年02月11日 00時10分53秒 | 映画
この男優は、誰だろう。ラストシーンの表情が、何とも心に引っかかる。調べてみたらキャタピラーの軍人さんだった。なるほどぉ

何度、想像してみようと試みてもどうしても行き着けない感情が存在している。

被害者と加害者を同じ場所に閉じ込めておけば、許し合えるといった単純な心理でない事だけは確かだ。

こうならなかったらという人生なんて考えられない所にまで来てしまったように思える二人。

ほんとは、近づいてはいけなかったのかもしれない。

原作を読んだ時の渓谷のイメージは栃木の方だった。人によって微妙に違うものですね。





アキハバラ@DEEP

2014年02月04日 23時19分38秒 | ドラマ
面白いドラマだった。はまりましたぁ
ドラマの回を重ねる度に、役者と役柄が一つになってくるのは、監督のウデなのかな。

深夜枠だからか制約が少なく、自由に作られている感じがしました。

その世界にいかに誘ってくれるかが、私にとっては大事。

このドラマは、どっぷり浸かれました。