映画ときどき…

映画の事を中心に更新していきたいと思います

清須会議

2014年06月27日 23時05分06秒 | 映画
今までの時代物の中で一番真実に近い気がします。歴史上の人物が、人間くさく描かれていて「そうかもなぁ」と思いながら観ました。

ほんの小さな出来事で、個性を際立たせていく。

歴史上の人物に対する監督の思い入れを感じました。

ちゃっかり更科六兵衛を登場させたり、三谷作品のファンを楽しませる事も忘れていない。

血生臭い戦ではなく、会議によって史実を描くというのも三谷監督らしい気がした。



キャプテン・フィリップス

2014年06月19日 23時41分05秒 | 映画
ソマリア沖で起きている海賊の実態
極めて中立な立場を心掛けて制作されている

結果、この問題の根の深さみたいなものを考えさせられた

人質となってしまったキャプテンの心に残った、海賊になってしまった子供に対する複雑な気持ちが伝わってきて悲しかった

後味は悪い。

そりゃあ実際に起きた事件なんだから良いわけないよね

乗組員が冷静に対処していたのは普段の訓練の賜物なのかな、と思った

ムセに夢があった事だけが救いでした



ゼロ・グラビティ

2014年06月11日 12時24分27秒 | 映画
怖いわぁ海も宇宙も、酸素がないところには行きたくない。

観ていて、そういう思いにかられた。

そして、宇宙のゴミについて、凄いことになってるのかなぁ。

主人公を地球に戻してくれるキッカケになった出来事も、宇宙空間ではありえそうな気がした。

人間の力が及ばない事だらけだ。

近頃、特にそう思う。

いろいろ争っている場合じゃないよね。




トト・ザ・ヒーロー

2014年06月06日 06時16分43秒 | 映画
まさに走馬灯のように流れる映画だった



観直しの必要を感じる。

一度では理解できそうにないくらい、盛りだくさんの内容だ

ただ、幸せとはそこにあるものなのに気付けないことで、当人をこんなにも不幸にしてしまうものだということ。

終わってみれば、姉アリスの美しさと挿入歌の「ブン」が強く印象に残る映画だった。


ぼくたちの家族

2014年06月01日 10時57分12秒 | 映画
とても重い内容だったけど、観て良かった。私は思い通りにいかない事が自分に降りかかった時、やり過ごしたくなる。

浩介はあがいた。エラいっ❗️

そんな兄貴の行動に弟と父も見過ごすことなく気付き力になろうとした。

家族の形って、完璧ではない人間の集まりなんだなぁと思った。

いつの間にか家族の柱が父から息子へと移っていた。

そして、捨てる神あれば…という言葉は、本人の意思があってこそと、今更ながら思う。