夢之丞（ゆめのすけ）君の本が届きました。

今は便利なネットショッピングを利用する事が多いけど、本だけは昔から配達をしてくれる、町の小さな本屋さんにお願いをしています。

我が家への配達は月に２～３回。主に義母が定期購読している雑誌ですが、時々私も読みたい本があれば注文を入れています。

　「若奥さん（注・私の事です）に頼まれた本だけど、品切れ状態みたいで少し遅れるかもしれませんよ」

待つ事２週間。先日注文した本が、ようやく届けられました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

殺処分寸前に　『ピースウィンズ・ジャパン』　によって保護され、災害救助犬として育成された「夢之丞（ゆめのすけ）君」の物語が本になりました。

『夢之丞君』は広島の土砂災害現場で初めて救助活動に参加をし、５月初旬には大地震に見舞われたネパールへも出向いています。

　　　　　　　　　　　　　
殺処分を免れ、愛護センターから引き取られた当日の写真。

※・・・お叱り覚悟で一部、写真をしました。ご指摘があり次第、削除を致します。

殺処分寸前の仔犬が救助犬になるまでのお話なので、本の冒頭には当然悲しい現実も描かれています。読むのが辛かったけど、目を背けてはいけない項目です。

夢之丞君が救われた時、女性職員さんが小さなガッツポーズをされていたそうです。センターの職員さん達も、辛い気持ちでいっぱいなのでしょう。

罪も無い命を捨てるのは、ごく一部の人間なのよ！　

本のジャンルは児童書です。お父さん、お母さんが子供にこの本を読み聞かせる事で、命の大切さを理解してくれたらいいなあ～と思っています。

それから最近話題になっている、動物虐待の動画を流している人にも、是非ともこの本を読ませたい！　

尚、本の売り上げの一部は『ＮＰＯ法人・ピースウウィンズ・ジャパン』さんに寄付をされます。

りんごの命の恩人は、この人！

　　　　　　　　　　　　　
　「運命の出逢いでした」

　りんごは奇跡的にパパさんに救われ、座敷犬として幸せな第二犬生を送る事が出来ました。

人に命を放棄された犬達が、聴導犬や介助犬、そして夢之丞君のような救助犬に育成されるのも皮肉な事かもしれません。

それでも犬達は人の為に一生懸命、働いてくれるんですよね・・・本屋さんの言葉「品切れ状態で・・・」が少し嬉しかったです。

夢之丞君の本を購入して、少しでもお手伝いが出来ればと思っている方が、日本にはたくさん居るという事ですものね。　

　夢之丞君の出番が無い事が平和の証　りんごより　

口永良部島の爆発的噴火により避難をされている皆様、心よりお見舞いを申し上げます。一日も早く、平凡な暮らしが戻りますようお祈りしています。

応援クリックが更新の励みです！
　
こちらも参加中です！