隣の芝生は本当に青い？

隣の芝生は・・・アハハ　芝生なんかどこにも無いよ。田舎だけど町の中、りんごママ近辺ではこう言います。

隣の空き地は草、ボーボー　

　　
知らない間に可愛いお花まで咲いてた

市内では『限界集落』と呼ばれている過疎地。芝生は無いけど空き家と更地は山ほどあるのです。

隣の空き地も私が嫁に来た時からこんな状態なの。りんごが居た当時は、ラン代わりに使わせて貰っていました。

勝手に使わせてもらう代わりに、草取りは時々させて頂きましたよ～(お義母さんがですけど）

隣の芝生は青く見える

自分んちの芝生は正面から眺めるし傷んだ所もよく見えるけど、お隣の芝生は遠くからしか眺めないし～って意味ですね。

口には出さないけど、大なり小なり人にはそれぞれ抱える物があります。

自分に無い欲しい物を持っているお隣さんには、少しだけ妬みを感じる事も・・・無きにしも非ずかな？

明日から施設に入る事になったので、留守中宜しくお願いします。

昨日の夕方、今年９０歳になるお隣のおばあちゃんがそんな挨拶に来ました。

最近県外ナンバーの車がよく出入りをしており、どうしたんだろうと思っていた矢先の事でした。

立派なお仕事をされていたらしい、二人の息子さんがご自慢でお金持ち。悠々自適な老後を送っていた方です。

　犬相手にお父さん、お母さん、ばあちゃんって！

その昔、このような事を言われ少しへこんだ事もあったけど、元々動物が嫌いな方ですし仕方が無いわ。

陰口にもめげず意地の悪い隣人の嫁(私）は、わざと大きな声で『ばあちゃ～～ん』って叫んでいました。

長い間一人で暮らしていたおばあちゃんです。もしかしたら幸せそうに見えたおばあちゃんは寂しかったのかな～？

お隣さんにはりんごを囲みワイワイやってる我が家の芝生の方が、青く見えたのかもしれませんね。

　気分を換えて、５月の芝生公園

　　

　　
木漏れ日の間からりんごが顔を出しそうだわ。

日曜日、働くヤギを見に行く前に思い出の公園に立ち寄りました。公園の芝生はどこまでも青かったです。

　うちの芝生より百倍、青いね！

　　
　うちには芝生を敷き詰めた庭なんか無いやん

　我が家はあずきちゃん迎え７年振りに『お父さん』『お母さん』『ばあちゃん』と呼び合う家族になりました。

本物の芝生は無いけど心の中の芝生はアズゴン栄養注入で、少しずつ以前の青さを取り戻している最中です。

今日はおばあちゃんの悪口ではありません。ただでさえ寂しい町内が一層寂しくなったな～というお話しでした。　

　どこまでも芝生・ＬＯＶＥ　　りんごより　

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