2018年度 2Q (7月～9月) TVアニメ総括

2018年度 2Q (7月～9月) TVアニメ総括
 
ご注意：ネタバレバレです。

★★★：大変良かった
 
・ハイスコアガール

自分には合わない画風だったが、頑張って見続けて良かった。9回放送後、その回についてはここに感想を書いた。この作品の神髄は9回にあるとの確信に至ったが、最終回でそれが更に続くことに・・。しかし配信ではなく地上波にしてほすい。
 
・ハッピーシュガーライフ

この作品をジャンルに当てはめると、サイコとか猟奇ものとでもいうのであろうか（キャッチコピー？は「戦慄の純愛サイコホラー」）。まぁ、女子高生猟奇・・。やっていることは誘拐、拉致、傷害、殺人、遺体損壊等々犯罪のオンパレードで、こんな内容のアニメなんて好んで見たくないのだけど（その系は嫌い）、主犯がかわいい（声も）女子高校生なだけで、すっと見はまってしまう。それどころか、いつのまにか主人公の 松坂さと に肩入れしてしまう自分に気がつき、驚く。愛のためならなんでもOKという究極の自己チュー世界を、無意識に容認してしまう。
最終回は、私にはドラマチックであった。私は しおちゃん は自分の家族を「ショックで忘れて」 さとちゃん と暮らしていたのだと思っていたけど、実は全て しおちゃん の意思だったことを知ってびっくり。最終回は しおちゃん の自分の意思を述べるセリフが多かったよね。
「死」での決着は、さもありなん。それ以外の落とし所は困難かと。それよりも、落ちるきっかけとして しおちゃん が さとちゃん を押したので、こいつは さとちゃん をクッションにして生き延び、また新しい さとちゃん を探すつもりなのかと思ったが、実際には さとちゃん が自分の意思で しおちゃん を包み込むようにして落ちて行った。その直前、さとちゃん が「判った！」のは何か？しおちゃん を生かすことで、思い出として しおちゃん の中で生き続けられるってことか？
病院のベッドの上の しおちゃん の目に さとちゃん が浮かびあがった時、一瞬転生したのかと思ったが、そうでは無かった。しおちゃん は、兄（外には母もいた）の誘いを断って、心の中の さとちゃん と生きていくのだ。（どうやって生活するの？）
 
・シュタインズ・ゲート ゼロ（2クール目）
この偉大な作品を語れるほど見はまっていないので、簡潔に。 面白かったけど、岡部倫太郎が、狂真に復活するまでのナヨナヨ感を見続けるのは若干つらかった。最終回で1回転したことなど気がついていません。そのうち見直したいです。
 
・Back Street Girls －ゴクドルズ－

全く期待していなかったが、はまった！性転換で極道を完全なアイドルに変えてしまったところが、面白さのポイントであろう。しかし、組長は部下に厳しいな。
 
・進撃の巨人 Season3
Season1は、その度肝を抜いた設定に見はまったが、Season2で既に飽きが来て、Season3があると知って、今回はパスかなと思っていたが、今までと違って人間同士の話になっていたので、再びはまって見てしまった。
しかしNHKって、アニメの良作品を持っていくねぇ！民放で放送を開始して、次のクールからNHKとか、ありなのだろうか？
曰く、「アニメに限らず世の中が欲している優秀なコンテンツを全国に提供していくのも公共放送の役割の一つだと思っています。自局で制作して、発信していくのが第一ですが、BBCのドキュメンタリーだったり、韓国ドラマだったり、海外のコンテンツも含め、あらゆるもの取り寄せて国内に紹介する、アニメもそういったものの一つです」が理由とのことだが。
 
・異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
期待を裏切らないご都合展開。異世界ものの鑑。

・百錬の覇王と聖約の戦乙女
期待を裏切らないチートな展開。

 
★★：面白かった

・七星のスバル：今一つな感じがするのは「友情」とか扱うからか？そもそも「あさひ」の実体は生きているのか？本当に死んでいたら「あのはな」みたいだ。
 
・はたらく細胞：アニメとコミックの同時展開って記憶にない。新しい切り口で、面白かった。しかし、この人、病気の頻度が高いが、大丈夫か？

・かくりよの宿飯（2クール目）：残すほどではないけど毎週気になる面白さ。まるでNHKの連ドラのような、大団円であった。

・あそびあそばせ：はまった。確かに中身はサギかも。作中、女子高校生が高いピッチで早口にしゃべっていると、何を言っているのか聞き取れない。リアルガチに自分の歳を感じる瞬間だ。

・ちおちゃんの通学路：仲良し女子高生同士ってのは、こんな感じか？助け合い、足を引っ張り合う。でも、仲良し。

・はねバド！：スポ根ベースの友情もの？「何くそ！」みたいな感情も、女子同士だと、ちょっとだけドロドロっぽい感じになるのが残念。でも、だから面白いのか・・。

・アンゴルモア元寇合戦記：どんどん面白くなっていったが、最終回で本当にガッカリさせられた。

・悪偶 -天才人形-：「霊剣山」に続きくテンセントとスタジオディーンによる合作プロジェクトとのこと。お母さんの大どんでん返し！

・京都寺町三条のホームズ：可もなく不可もなく。京都は怖いな。

 
★★★：この曲は良かった！
ハイスコアガール OPテーマ
「New Stranger」  by sora tob sakana
ゲーム音楽っぽい感じで、かつ、アニメのテーマソングなのに、それでもちゃんとした音楽として聞ける。聞けば聞くほど、また聞きたくなる、マヤクのような曲だ。長い二拍三連も全然クサくない。決して上手いとはいえない（個人の意見です）シンガーの微妙な音ズレも、オープニングの画があれば全然気にならない。今期のアニメで唯一毎回聞く気になった曲です（録画視聴のため）。

以上です。