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2023 年度 4Q (2024年 1 月 ~ 3 月) TV アニメ総括

2024年04月03日 14時36分17秒 | アニメ(劇場版含む)

2023 年度 4Q (2024年 1 月 ~ 3 月) TV アニメ総括
 
2024 冬アニメ ランキング でググるとたくさんのランキングが出てくる。しかし、それらの順位は千差万別、もちろんココの順位とも異なっている。要は、それを決める方の主観次第ってことか。不特定多数の投票結果でも、その投票場所を知っている人には共通な傾向があるだろうし・・。ってことで、以下は私の個人的趣味で決めた結果。ある意味、自分の「癖」を公開するようなものか。これは自己顕示とか承認欲求ではなく、たまたま同好の士が読まれて「そうそう」とか「違うだろう」など思っていただけたら嬉しい、そんな感じかな。ちょっとハズイけどね(^^ゞ。
 
お約束
・ここに掲載した作品は、2023 年度の 4Q(第 4 期)で、私の録画リストに最後まで残った作品です。
・ネタバレには、あまり配慮していませんのでご注意ください。
・総括の定義:アニメに対する個人の意見と評価です(批評ではありません)。
・原作はほとんど読んでいません。TV アニメだけでちゃんと伝わってくるかがポイント。
・グッと来た順に ★★★(最高!次回が待ち遠しい。)、★★(いいね)、(普通:見逃してもショック小)の3段階で分類。並びは概ね評価順。細かい優劣をつけるのは難しい。
 
★★★外科医エリーゼ
待ってました、ピッコマでも大人気の作品。ここ数年の異世界ブームのせいか、日本でも韓国作品がメジャーに出始めたのは良いことだ。
本作はタイトルが示す通り、医療系の転生モノ。医療系マンガと言えば、古くはブラックジャック、仁、最近ではコウノトリなどが思い出されるが、この作品は若干異質だ。作品が、というよりも韓国の医療系マンガは日本のそれとは少し方向性が違う。しいて言えば医療エンタメか。その多くは、その場では魔法のような「医療技術」で難問を解決していく。日本の医療系は、マジメだ。どちらかというとリアリティに敬意を払っている。さらには人間関係が重いことも多い。実際、名作と言われるコウノトリは途中で読むのをやめた。それに対してこのエリーゼだけでなく、ピッコマで公開されている韓国医療系はワクワクドキドキが主流だ。駄作もあるが、多くは医療用語も含めしっかりと作ってある。医療がエンタメとは、不謹慎か?それで良いんじゃない?マンガなのだから。
話は戻って、外科医エリーゼ は医療と、転生・異世界・中世王朝風・戦争・政治・恋愛などが組み合わさった万端の設定。現代医療技術を中世で施せばチートだろうが、少なくともヒール!と唱えて解決するわけではない。ちゃんと手術するのだ。韓流医療系マンガの入り口としても、お勧めする。
ちなみに、本作は私の数少ないコミック版購入作品。原作コミックを読んだからこそ言いたいことはあるが、この場はアニメ単体への感想を語る場なので、黙っておこう。それは良いとして、もうちょっと作画が何とかならんのか。今期のランキングで本作の順位が高くないのは、作画だけでなく、原作がもつ熱意のようなものを脚本も含めた「アニメーション」で伝えきれていないのではないか?今期の尺に関しても序章で終わったというか、「かけ」の続きが含まれていなかった。人気薄で 2 期がないと平凡な作品で終わってしまう。残念。
 
★★★即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
これが面白いかどうかは賛否が分かれるのではないかと思う。チート系が好きな私は、はまったぞ。どんどん「死ね!」となるから、どんどん新しい登場人物が出るけど、そのたびに名前と説明が入るのは、良いアイディア。原作に対してアニメがどこまで進んだのかわからないが、ぜひ、この先もやっていただきたい。おいらは円盤は買わんけど(^-^;。

★★★葬送のフリーレン
原作が公開されたころからアニメ化が待たれた鳴物入りの作品。当然私としても期待が膨らんだが、第 1 話を観て、ちょっと心配になった。確かに丁寧に作られてはいるが、メリハリがないというか、主人公のフリーレンの性格ような淡々とした話で、今一つつまらない。なんてセリフはその先を観てほざけ!!でした。心の底から、すみません。やはり巷の評判通りというか、それ以上に心動かされる内容であった。目的地についてないし、伏線も残っているので、続編を期待してます!というか「次回作 製作決定!」を出してほしかった。

★★★キングダム(第 5 シリーズ)
相変わらず手に汗握る展開。そして、良いところで来週に続く。素晴らしい。が、全体的に物足りなかった。なぜかと考えてみると シン の活躍シーンが少なかったからではなかろうか。そうか。ワタシは三国志を観ているのではなく、大将軍を目指す、シンの成長ストーリーを楽しみにしているのだな。ところで、第 9 話でシン曰く「俺の背中を見てついてこい!」うーん、昭和かよ・・。第 11 話は、泣けたな・・。俺も飛信隊の一員として泣けたよ。
 
★★★俺だけレベルアップな件
うーーーむ、これも世の中では思ったほど評価があがらなかったようだ。エリーゼと共にピッコマで評価が高い韓国系リアルRPG的なストーリー。アニメ化されたのはほんの入り口。2 期が待てない方は、ぜひピッコマで読んでいただきたい。軍団を率いるネクロマンサーって、最強では?

★★★薬屋のひとりごと
数奇な出生を背負った(がゆえに)、実は聡明で美しい少女が、後宮(日本で言えば大奥)で活躍する物語。各話の謎解きで小さい山が、主人公猫猫(マオマオ)の出生で大きい山があり、最終話まで飽きさせない。そしてもう一人の主人公である壬氏(ジンシ)は、宦官ではなかった(ぱっと見、そう思うよね。)こと以外、まだ謎が多い。これは来年の第 2 期で明らかにされるのか?楽しみに待っている。
 
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★★悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~:最強チート王道作品。「即死チート」と双璧をなすというべきか。キャラ設定がしっかりしているので、コメディベースの展開でも飽きずに見ることができる。
★★僕の心のヤバイやつ(第2期):二人のグダグダを見ていると、年甲斐もなくキュンキュンするぞ。バレンタインチョコの回で、夜空にちゃんとオリオン座が描かれていた。たいていはテンテンなので、珍しい。最終回のもっていき方も好感が持てる。珍しく、観て良かったと思わせる良い作品だった。ありがとう。
★★望まぬ不死の冒険者:設定が少し哀しい。このタイプは珍しいかと。もともと認めてもらえない冒険者なのに、魔物になってしまうとは。それでも理解者がいてくれるのは、人望のおかげだろう。個人的にはこの地道な設定が気に入った。でも、2期は難しいだろうなぁ。残念。ところで、後半の提供クレジットの「提供遊び」、なかなか面白かったぞ。
★★マッシュル-MASHLE-(第2期):主題歌が流行ったね。去年の「アイドル」ほどではなかったけど。作画とか好きではないタイプでストーリーも単純だが、第 1 期から見続けている。
★★ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する:前半は転生モノらしい展開、強い姫的なアクションもあってワクワクしたが、だんだん話が収まっていくにつれ普通の王国ものみたいな展開になってきた。
★★真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出された:この長いタイトル系でありがちなのは、そのタイトルが示すイベントは話の頭だけなこと。これもそんな感じで、主人公であるレッドのその後の活躍がメインである。ハッピーエンドで良かったね的な・・。

★★勇気爆発バーンブレイバーン:初回でもエンディングアニメーションはとばしてしまうため、これがその手(風)の作品であることは、途中までわからなかった。というか誰向きの作品なのだろう。サンライズ系のロボットが出てくる作品と言うことで見ていた私には・・微妙。
★★最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。:異世界ものにしては珍しく、主人公の生い立ちが可愛そうな系。主人公には幸せになってほしいので、続編を希望。
★★治癒魔法の間違った使い方:なんと申しましょうか、作画もそれなりだったが、印象に残らない内容だった。
★★結婚指輪物語:ハーレムありきは、展開を盛り上げるための手法なのか?深夜枠ならもう少し踏み込んでほしかった。もちろんエロ側に(^-^;。最終回では続く気満々な終わり方だった。
★★最強タンクの迷宮攻略:全体的にグッとくるようなツカミが薄いと思う。というか「人道的」という言葉が出てくるくらいなので、お茶らけてもいられないか。
★★異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。:ピッコマで楽しく読みました。アニメも楽しく観ました。が、そこまでかな。
 
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魔女と野獣:マジメに見ていなかったので展開が?巷では評判だったらしい。
道産子ギャルはなまらめんこい:男子視点の学園モノ。一つ言えるのは、皆さん まじめ で穢れを知らない学生さんたちだ。二人の関係のエンディングは、ありがちなパターン。それで良いのだ。しかし、モテルよなー。
異修羅:最初の方では次々と主役が変り、この系が好きでなければついて行けない感じ。週末のワルキューレっぽいと思ってまじめに観ていなかことを、少し後悔。
ゆびさきと恋々:願望とか妄想とか白昼夢を通り越した設定。女子視点。以上!(「大事なのは、これからじゃない?」←その通り!)ところで、最終回では最後の提供クレジットの前だったけど、「ご視聴ありがとうございました」が出たのは好感が持てた。
 
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クールまたぎ継続中:
・月が導く異世界道中 第二幕
・ダンジョン飯
 
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2023年(1月~12月)鑑賞劇場版
・劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
  
また 3 か月後にお会いしましょう!
  
 



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