iPhone 8 Plus その4、QI充電 その2
その1、その2、その3
その3で充電時間を調べましたが、その際に充電終了後の消費電力が気になりました。
知人からUSBケーブルに挿入して電圧や電流を表示する「USB MULTI FUNCTION TESTER」という便利なものを借用できたので、測定してみました。このテスターを使うと、テスターの先に接続され機器へ供給される電流と電圧が表示されます。
測定結果
グラフの説明:
・どちらも80%充電の状態からスタートしています。
・15分おきにテスターに表示される電流と電圧を記録し、掛け算した結果をプロット。
結果の解説
・充電中は最大で2W弱、QI充電の方が消費電力が大きいです。
・アダプタ充電では、120分以降は電力がゼロとなっていますが、QI充電器を使用した場合は、約1Wの電力が継続して発生しています。
別の測定
このQI充電器は、電源ケーブルを接続しただけでLEDが点灯しています。気になったので、その状態での消費電力を測定してみました。
テスターの電流表示が0.00A~0.05Aの間でパラパラ変化します。LEDが点灯しているので0.00Aと表示されていてもリアルに0Aではありません。四捨五入されていると仮定し、4mA以下であれば0.00Aと表示されると仮定しましょう。
つまり、充電台に何も載っていなくても 5V × 4 mA ~ 50 mA = 20 mW ~ 250 mW の電力が無駄に消費されているってわけです。
~
まとめ
今回の実験を行った時間の範囲では、今回試したQI充電器は付属アダプター充電と比較し、
・充電中の電力が最大で2W弱大きく、
・満充電になっても iPhone を充電台に載せておくと、約1Wの電力を消費し続け、
・また、iPhoneを載せていなくても若干電力を消費する
ことがわかりました。
ぢゃあ、どうするか?
充電完了後にiPhoneをスタンドから下ろせばいいのでしょうが、誰もそんなことはしないし、できないわけで。この充電器を使うときにはアダプタ充電よりも若干電力を食うことを頭の片隅に置いておくくらいでしょうかね。
一番のナゾは、充電が完了した後の残り電力ですね。QI充電器として成立するために、充電完了後も一定の電磁力を発生させているのか?はたまた、iPhone側で消費しているのか?
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