もう本当はさ 自転車投げ出して
泣きたいわけですよ なんなんだよこれって
泣き崩れてしまいたいわけですよ
2017.3.15
今日も買い物ついでに 本屋さんに吸い込まれて
長居してしまった なにも買ってないのに
そこはソファーなど 座れる場所が豊富で
本も豊富で 居心地がいい本屋さんで
面白そうな本がたくさんだから
ついつい手に取ってしまう
まあ 立ち読み
んで 昔思ったことを考えたりした
昔読んだ本で
北村薫さんの「リセット」「ターン」「スキップ」
という三部作がすごく面白かったのだけども
「ターン」は 自分1人しかいない世界で
何度も同じ一日を繰り返す というお話
今自分のいる世界で 突然ずれた世界にいっちゃったみたいな
ケガしてもお店の商品使っても
一日経つと 一日前に戻ってすべて元通り
永遠に同じ一日を繰り返すという世界
しかも 誰もいない 自分独りだけ
それ読んだときは いいなぁ~ とか思ったなぁ
ずっと本屋さんや図書館にいて
読みたい本を ずっと読んでいられるし
観たい映画も見放題だし
車で一日以内に行ける場所なら
行き放題だし 豪華な旅館に泊まり放題 温泉入り放題
独りでも気楽でいいしぃ とか真剣思ったなぁ
けど そんなの きっと
一カ月ぐらいですぐに 嫌になるのだろうな
泣いて 元の世界に戻してと のたうち回るのだろうな
この世は有限だから 楽しいのだよね?
「スキップ」は高校生と40代の主婦とが
入れ替わっちゃう話 これはイヤだと思った どっちも
高校の時に 一気に40になるのもイヤだし
40から高校生になるのも イヤ
もう一度やりたくないし 試験とか就職とか
でも 今考えると
その時の記憶を持ったまま 高校生の体に入れ替わるから
いいかも!なんて思う 自由にできそう
いろんな知恵や度胸や経験や悟りがあるもんね
けど 自分の体に入っちゃう高校生がかわいそう…
こんな状態の自分になって どうすんだ と
そんな自分はなんなんだ と
けど 高校生がどうやって自分を生きていくのか
想像するのは楽しいな
いろいろ考えさせられる 小説だわぁ~~
「リセット」は どんな話だったか 忘れちゃった
もう一回 全部読みたくなったーー
冬になると↓なぜだか目ヤニがたまる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/38/58c7b65ebdeafd404d0f6716dbd91ff8.jpg)
けど 目ヤニの時期も もうじき終わり
「わたしの切符」
わたしは
遠い昔の今の
ジャングルの砂漠のコンクリートの
あらゆる時のいたる所に
同時に全てに存在していて
わたしがわたしを助けている
土器のパピルスの鉄のプラスチックの
その時その場のわたしが無数に同時にいて
無数に同時に存在するわたしを 助ける
2017.3.3