私の答えは
私の中にしかない
2018.6.16
ふと 生きているのか
死んでいるのか わからなくなる
ここは 本当なのか
作り物なのか
本物なのか事実なのか
張りぼてなのか虚構なのか
だいたいが 生きていることと
死んでいることって どういうこと?
自分てなに?
どこにあるの?
だけども 私は確実に私を生きていて
今を生きていて
どうしてだろ
なんで こんな事を考えちゃうんだろ
まだ小さい頃に 家の中で
自分てなんだろうってことを 深く考えていって
何もわからない所と
もう少しで全てわかる感じの所の狭間で
すごく怖くなったことを 覚えているけども
あんなに小さいころの自分と
もう随分おばさんな自分と 考えて思う事
あんまり変わってないや
なんて 思ったり
大昔の人間と 今の人間と
生活は随分と変わっても 思う事・考える事は
あまり変わりない てことと
よく似ている な
キレーな夕暮れ
日はすぐに落ちて
あっという間に暗くなる
「宇宙の本を見ながら」
自分が探査機になって
宇宙をただひたすらに進むことを考えたら
涙が出てきた
意志も感情も多分心もなく
宇宙を進んでいく
歌もない文字もない
何を言っても何も返ってこない
ただ宇宙を独り進んでいく
何億年もかけて出来上がったという地球に
生まれ出た私は
美しい規則の安定があるというのに
つまらないことを考える
自分が探査機になって
静かな宇宙を進んでいく
悲しいわけでなく 寂しいわけでなく
涙がこぼれる
2018.6.24