先日の「ちょっと変な車」の画像はマニラ市内を走っている車です・・・
普通一般の車ですがナンバープレートがフィリピンなのに
日本語が入ったプレートです????
日本から持ち込んだのではなく購入したばかりの新車です!!!
希望ナンバーを取り付けたようです。
フィリピンの車のナンバープレートは「ABC1234」のアルファベット3文字と
数字4桁の組み合わせである・・・・
フィリピン陸運局(LTO)はそれまで乱立していたナンバープレートを
2013年9月1日からこのように統一したのです。
アルファベット3文字は以前からあって、全国を地方別に区分して北から割り当てている。
たとえば、ルソン島イロコス地方は「A」、カガヤン地方は「B」と云うように・・・
首都圏メトロマニラは「N」「P」「T」「U」「W」となっている。
ナンバープレートの区分は次のようになっている~~~
①PRIVATE(自家用車)は白の背景に黒文字
②FOR HIRE(営業車)は黄色の背景に黒文字
③GOVERNMENT(政府公用車)は白の背景に赤い文字
④OTHER EXNMPT VEHICLE(免除車両)は青の背景に赤い文字
⑤DIPLOMATIC(外交官用)は白の背景に黒い数字のみ
⑥PROTOCOL(儀礼的な特殊車)は白の背景に数字のみ
⑦MOTORCYCLE(オートバイ)はプレートの形が異なりアルファベット2文字で
数字は5桁で白の背景に黒文字
⑧TRICYCLE(トライシクル)は営業用でオートバイと同じで黄色の背景に黒文字
特殊車両(PROTOCOL)については白地に数字のみですがその内訳は
1・・・大統領 9・・・最高裁判所副長官
2・・・副大統領 10・・・上級裁判官
3・・・上院議長 11・・・委員会議長
4・・・下院議長 12・・・閣僚秘書
5・・・最高裁判所長官 13・・・司法長官
6・・・閣僚 14・・・軍参謀長
7・・・上院議員 15・・・国家警察長官
8・・・下院議員 16・・・裁判官
そして、新車を購入するとWINDSHIELD STICKERS(窓貼付用)が窓に
貼られて、そのままナンバープレートがなくても市内を走ることが出来る。
これはLTO(陸運局)でナンバープレートを発行するまでに時間がかかる(約1か月)ためである。
この他にも特殊なナンバープレートも日本で云うところの「希望ナンバー」として
取り付けることが出来る。(後日記述予定)
フィリピンに滞在していた初期の頃に専用に通勤と業務に使用していた
車輛は政府公用車で白地に赤字のプレート(SBY・224)であった・・・
これだと政府の車だとわかってしまい、当時は地方に出掛ける時は反政府
「NPAゲリラ」に襲われないように注意せよとの指示があって移動に苦労した!!!