~旅が思考を運んでいく~
1957年に岩波新書から発行された堀田善衛著「インドで考えたこと」を読んでいる。1979年の第26刷発行で320円の新書。図書館でかりました。すらすらと読めずに頭をつかいつつことばを飲み込んでいく本ですが(わたしにとって)、これはユニークなインドの本。昭和32年に外国へ、それもインド。著者の目線がいちいちユニーク。(ちなみに堀田さんは旅行ではなく、お仕事で渡印)
インドで生れた思想(仏教のことだとおもう)のことがこんなふうに書いてあった
~極東の島に住む、われわれの祖先の人間のあかし、存在証明の手伝いをしてくれたのである~
インドからその国ごとに姿をすこしずつ変えて日本へたどり着いた仏教。なんとなく漠然と、その遠い国と、何千年もの歴史と、迫害されながらも伝えた人びと、信仰した人びと、わたしの頼りない知識から想像したって、ふっかいなぁ・・・・・歴史はおもい。そして楽しいものですね。30すぎて気付いた。
さて、あさってから1年ぶりの奈良。旅はもうはじまっているといっても過言ではないのだ。(時効警察みたい…)
1957年に岩波新書から発行された堀田善衛著「インドで考えたこと」を読んでいる。1979年の第26刷発行で320円の新書。図書館でかりました。すらすらと読めずに頭をつかいつつことばを飲み込んでいく本ですが(わたしにとって)、これはユニークなインドの本。昭和32年に外国へ、それもインド。著者の目線がいちいちユニーク。(ちなみに堀田さんは旅行ではなく、お仕事で渡印)
インドで生れた思想(仏教のことだとおもう)のことがこんなふうに書いてあった
~極東の島に住む、われわれの祖先の人間のあかし、存在証明の手伝いをしてくれたのである~
インドからその国ごとに姿をすこしずつ変えて日本へたどり着いた仏教。なんとなく漠然と、その遠い国と、何千年もの歴史と、迫害されながらも伝えた人びと、信仰した人びと、わたしの頼りない知識から想像したって、ふっかいなぁ・・・・・歴史はおもい。そして楽しいものですね。30すぎて気付いた。
さて、あさってから1年ぶりの奈良。旅はもうはじまっているといっても過言ではないのだ。(時効警察みたい…)