かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

靴からつながる縁

2011-09-04 19:27:52 | いまおもうこと
昨日とおなじ18:30の上野

昨日の電車は空いていた、今日はがらがら


外出先で靴が合わずあまりにも足が痛かったので、日本橋のデパートで靴をえらんでいた

ヒールならば低いもので腰に負担がかからない靴

何足も履いて2足にしぼったけれど、どちらも気に入りひとつに決められない

さてどちらにしたらよいかと鏡を見ていたら「そちらのほうがお似合いよ」誰かのアドバイスが聞こえた

声のするほうに顔を向けると品のよいご婦人が笑顔でこちらを見ている

その声の主は店員さんではなく、片手にデパートの紙袋を提げたお買い物にいらした方のようだ

そのパンツと今日のスタイルにはこちらがお似合いよ、これからコートを着る季節になるので上はどんな色をお召しになるのかしら、それによっても変わりますけれど…

このアドバイスは脇にいた店員さんではなく…

神の声かと思うタイミングだったので、ご婦人にすすめられた靴に決めた

家から履いてきた足が痛くなるものは箱に入れてもらうようお願いし、お金を払ってしばらく待つ間そのご婦人を探すと、となりで靴を試着していた

お礼を伝えると私の服の丈や色をほめてくださり、なんとも不思議な出会い、ご縁でした

たぶん傘寿を過ぎたお年ではないかとお見受けしました

アドバイスだけではなく声をかけてくださり、とてもうれしかった

最近人と話すのが苦手になっている自分に気づいていたからなおさら

やっぱり人は人で救われる、心からそうおもった

明日からまたがんばろう