天邪鬼のオリンピックの楽しみ方2です。
これ、結構「頭の筋肉体操」になります。
当たり前に考えていたことに対して、頭の中がクエスチョンマークで一杯になったりします。
何を言っているのだ??? と、思われるでしょうね
「頭の筋肉体操」になるオリンピックの楽しみ方・・・
それは、自分と関係のない選手や、全く知らない国のチームの応援を本気ですることです。
何を言っているのだ?と、思われるかもしれませんが・・・
高校野球では地元のチームを応援し、プロ野球でも地元のチームに声援を送り、サッカーでも、その他の団体競技でも、自分の近いチームを応援する方が多数ですよね。
殆どの方は、そのチームの中に知り合いの一人も居ないのにもかかわらず、地元のチームを応援する。ヒトは、自分と共通点の多いものを応援したくなるのでしょう。これ、選挙で顔の売れた有名人に票が集まりやすいのと同じ心理からなのでしょうね。
知らない国同士の団体戦で、どちらかの国の応援をするのが「初心者」向きだと思うのですが、そんな対戦、TVで放映してくれません。知らない国の知らない人同士の対戦なら、柔道など「日本のお家芸」と言われる様な競技では放映してくれることもあるのですが、日本の選手を負かしていたり、日本で修行していたり、中には日本出身だったりと関連性が何かとあって、共通点を感じたり、反感を感じたりと「雑音」を感じてしまいます。
でも、まあ、そういう試合を見つけて、どちらかの本気で応援してみてください。難しいのですよ。その選手の事を何も知らないと。それで、ネットで検索して、その選手や出身国の事などを調べます。その選手に関する情報が頭に入ってくると、少しずつ親近感が湧いてきます。そして、応援にも力が入ってきます。残念なことに、その頃には試合は終わってしまうことが多いのですが・・・
これの上級編が、わが国日本国がいずこかの国と対戦している団体戦です。このシチュエーションで対戦国の応援をする。これ、本当に難しいのでございます。対戦国の知識をある程度は得ないと、全くもって応援なんて出来ません。旅行したことがあるとか、知り合いがいるとか何等か「通じるもの」を感じると少しは応援することも出来るのですが・・・
この訓練を全世界の人が重ねたら、戦争なんて起こらなくなるのではないのかな などと思う私は・・・馬鹿ですよねぇ。
大空と大地の中で / 松山千春 (歌詞入り)