10年後のキミへ贈る大切なこと

わたしのタイムカプセル

3月10日

2020-03-10 23:38:00 | 日記
娘たちに、愛してるよって伝えてから、布団に入った。

今日がもうすぐ終わる。

9年前の今日のことは、なにも覚えてない。

でも、9年前の明日のことは、よく覚えている。

毎日の生活の中で、当たり前のことなど、ひとつもなかったんだ。

9年。

人の醜さを知った。
人の美しさを知った。
人の卑劣を知った。
人の優しさを知った。
人の儚さを知った。
人の強さを知った。

自然の厳しさを知った。

そして自分も強くなった。

どんなに願っても、どんなに手を伸ばしても。

叶わないことがあるってことを知った。

終わりの見えない哀しみに、泣きはらした夜が続いた。

絶望を抱えたままに、迎えた朝もあった。

でも、すべて乗り越えたから今があるんだね。

忘れてはならないこともある。
でも、忘れなければならないこともある。

とにかく前を向こう。

みんな幸せでありますように。



大丈夫

2020-02-11 07:00:00 | 日記
先週の土曜日。

あだち若者サポートステーションの保護者向けセミナーの講師として招かれ、保護者の皆さんと、サポステ利用者の皆さんにお話しさせて頂きました。

サポステからの依頼で、一度社会から離脱してしまった若者たちの職場体験の受け入れをしています。

そしてその体験の参加者から、2人の若者が、いま安心堂にアルバイトとして就業してくれています。

サポステからの依頼は、その受け入れた側の立場で、保護者の皆さんに向けて話して欲しいとのことでした。

その講師のもう一人が、ザオー工業株式会社 の国ちゃんでした。

当日、部屋に足を踏み入れるまで知らなかった(笑)

国ちゃんとの付き合いも、随分と長くなったもんだ。

だけど真面目な話など、殆どしたことのない国ちゃん。

講師として、参加者の方々に話した内容がとても良かった。

彼は子供の頃から、ザオー工業の後継ぎになるという意識があったそうだ。

後を継ぐために大学に行き、後を継ぐために外で就職し、経験を積んで家業に入った。

だけどお父さんから、会社を継いで欲しいとも、継いでくれとも、一度も言われたことはないそうです。

自ら背負った責任を、悩み苦しみながらも前を向き、紡ぎ繋ぎ続けている国ちゃんの思いを知り、その男気にとても感動しました。

たまにセクハラ気味だったり、パワハラ気味だったり、バリバリ昭和の男だけれど…(笑)

彼は本当に律儀で義理堅い。

年末年始の挨拶も必ず来てくれる。

言ったら怒られるから詳しくは言わないけど、色々な人への心遣いが半端ない。

私のことも、いつも何かと気にかけてくれている。

の父の体調ことも、誰よりも心配してくれているのは国ちゃんじゃないかと思うくらい、親身になって会長の調子はどうだ?と聞いてくれる。

不器用で自分の気持ちを素直に表わすことが苦手で、強がりで、ぶっきら棒だけど。

誰に対しても心底優しい人でもある。

そんな国ちゃはかっこいい。

一緒に講師として、セミナーに参加できて良かったです。

様々な思いを聞けて、よかったです。


一度社会から離脱してしまった若者たちが、もう一度社会復帰を目指し、やり直したいと言う気持ちを抱えて足を踏み入る場所が「若者サポートステーション」です。

私が保護者たちに伝えたのは、子どもの人生は子どもの選択で決まるし、そうでなければならないのではないかと言うこと。

子どもたちの選択が、親の見据えた未来と違うとしても、見守ってあげて欲しい。

親として、子どもたちが後悔してもいい、という覚悟をして欲しい。

だけどもし、何か助けを求めてきたときには、全力で受け止めてあげて欲しい。

ここに帰ってくれば安心なんだと言う、唯一無二の存在であり続けて欲しいと伝えました。

そして「皆さんが思っているよりも、お子さんたちはしっかりしてます」と言うこと。

だから安心して送り出してあげてくださいと。

みんなしっかりしてる。
本当にそうなんだもの。

サポステに来ている子たちは「もう一度働きたい」という、勇気とやる気があるのは間違いないのだから。

みんな大丈夫なんだよ。


若者たち。

悩め、惑え、疑え、抗え、苦しめ、戸惑え。

それでいいよ。

失敗しろ、後悔しろ、挑戦しろ。

失敗のない人生こそが失敗だよ。

失敗のない人なんていないし。

自分の全てを受け入れて、全てを許して。

堂々と前を向いて歩いて行け。

全部楽しめ。

人生の全てを楽しめ。

思いっきり楽しめ。

大丈夫だよ。

みんな、大丈夫。



バナナスプリット

2020-02-02 14:16:00 | 日記
昨日久しぶりに、帝国ホテルに足を踏み入れた。

バレンタインのディスプレイかな。

真っ赤な薔薇がびっしり。
ため息しかでない。

予定まで時間があったので、絶対高いだろうなーと思いながらランデブーラウンジへ。

コーヒー1,430円…やはり(笑)

せっかくだからとバナナスプリットを注文した。

こんなの想像してたんだけど。


え、いや、これ、バナナスムージーでしょ?っていうのが出てきてびっくり(笑)
こんな感じの。

でもね、めちゃくちゃ美味しかったから、まいっか。

一人ラウンジでバナナスムージー。
あ、バナナスプリット的な。

周りを見渡すと当然のことながらハイソサエティな方々ばかり。

お隣に座ったご婦人の注文の仕方が、とても丁寧で上品だった。

あー、やっぱり本物のお金持ちって、偉ぶったりしないんだな。

優雅というか、穏やかというか。
並々ならぬ裕福さと余裕を感じた。

一杯1430円のコーヒーは、この方々からするとスタバの一杯のコーヒの価値と変わらない。

あー、そうか。
そういうことか。
と、なんだか納得。

生きてる場所が違うんだな。
そちらも素敵だなって思う。

時には、こんなにも優雅な、落ち着いたハイソな空間に、身を置くのもいいね。

でも、北千住で焼き鳥も好き。

フライデーズのケイジャンチキンサラダも好き。

ローリーズのローストビーフも好き。

帝国ホテルのバナナスプリットも好き。

要は、その時の気持ちのままに、選択できる人生がいいなと思った。

楽しいことしかやらないし。
やりたいことしかやらない。
でも、その目的を達成する中で、立ちはだかったてしまった壁は乗り越えるよ。

振り返ってみれば、それもまた楽しいんだ。

ということで。
今日も絶賛決算準備中。
頑張ります。

2020年 

2020-01-01 15:50:00 | 日記
あけましておめでとうございます。

子年でちゅー

昨日の大晦日は、大阪の姉ファミリーと、横浜から妹が、一緒に年越しすべくやって参りました。

姉ファミリーが八王子に住んでいた頃は、休みになるたびに行き来もしていましたが、大阪に引っ越してからは、一緒に過ごすことも殆どなくなってしまった。

特に子どもたちが大きくなり、習い事などで親の予定もままならず、一日中一緒に過ごす事なんて本当に久しぶり。

中2と中1の甥っ子と旦那さんも一緒。
狭い我が家に泊まれるの?と心配だったけど。

キャンプ好きなファミリーなので、寝袋を持参してごろ寝するというじゃないか(笑)

姉妹揃うなら私も行きたいと、横浜から妹もやってきました。
ねずみになった妹・姉・ワタシ

流石に2家族は泊まれないし、たまには一人で行動したいと、まだ小学生と幼稚園児の子どもたちを置いて、一人でやってきた妹。

二世帯とは言え、預かってくれる優しい旦那さんと義両親に感謝ですね。

なので私も張り切って、午後からキッチンに立ちっぱなしで唐揚げ2.5キロ揚げました。

その他にも年末に大根を3本も頂いてしまったので、豚バラと大根の煮物と、ゆず大根を山盛り作り、サラダと炊き込みご飯を用意しました。

いやー、作った作った♪

甥っ子たちも、姉の旦那さんも、みんな「美味しい!」ってもりもり食べてくれて、すっごい大変だったけど、やり切った感でいっぱいの大晦日になりました(笑)

ガキ使と紅白を交互に見ながら、年明けはみんなでカウントダウン。

年明け後はEXILEのChooChooTrainがテレビで流れて来たのでみんなでぐるぐる踊りました(笑)

いつも娘たちと3人でも大騒ぎなんだけど、こんなに盛り上がった年越しは本当に久しぶり。

大1、中2、高2、中1。
左の2人は170cmあるから狭い狭い(笑)

でも姉も妹も、こんなにぐうたらした年明けは久しぶりだー!と喜んでました(笑)

姉は毎年東京に帰省した際は、旦那さんの実家で過ごし、妹は二世帯なのでやはり義両親と共に過ごし、お嫁さんは本当に大変だなって思います。

どちらのご両親も本当に優しくて素晴らしい方々なんですけどね。
お互いに気を使うのは当然ですよね。

あまりに気にしたことなかったけど、独り身であることの気楽さを、じんわりと感じておりました(笑)

大騒ぎで大晦日を過ごし、ギュウギュウになってみんなで寝て、午前中にはみんなそれぞれ戻る場所に戻って行きました。

30日からフルスロットルで大掃除したり、買い出ししたり、料理したり、おもてなししていたので。

お陰で元旦の今日は、なーんにもやる気が起きません(笑)

お雑煮とお寿司とすき焼きの用意はしてあるので、あとはのんびり食べたり飲んだりするだけです。

昨年の秋頃から父が体調を崩し、繁忙期の仕事の合間に病院の送り迎えしたり、本当に慌ただしい師走を過ごしました。

先日やっと治療方針も決まったので、父にはしっかりと療養してもらい、仕事がしたかったら仕事して、休みたかったら休んでもらい、自分の好きなように過ごして貰いたいと思ってます。

そして2020年の今年は、いよいよ代表を承継致しようと思っております。

ミレニアムベビーだった長女が生まれてからちょうど20年。

そしてたまたまだけど、私は今年年女でもあります。

今年かなって何となく決めてたけど、やっぱりちょうどいいタイミングなのかな。

私の周りには、憧れている優秀な経営者の方々が沢山います。
色々とご指導頂きながら、これからは経営者として、日々成長していきたいと思っています。

人生ってたぶん本当にあっという間なんだろうな。

プレッシャーが無いとは言えないけど。

なんくるないさ、まいっかの精神は変わらず持ち続け、父の理念「人を喜ばせる喜び」を継ぎ、自分の目標でもある笑顔溢れる経営を続けて行きたいと思います。

2020年も、たぶん駆け抜けて行くんだろうな。

とは言え、息切れしないようにほどほどに、頑張っていこうと思います。

という事で、今年も皆様。
どうぞよろしくお願い致しまちゅー♪


鳥取でのこと

2019-12-12 18:38:00 | 日記
写真に撮るのは間に合わなかったけど。

米子から羽田に飛び立つ飛行機の中から、空に浮かぶ虹を見た。


熊本、鳥取出張。

仕事の任務は達成した。

でも予想を上回るほどに、手に入れたものがあったと思う。

神がかってる気がした。

行こうと決断したことも。

行ってからの出来事も。

鳥取へ向かったのは、計画的に行ったわけじゃない。

今だと感じだからだった。

そしてみんなのスケジュールもぴったりはまった。

こんなことある?

慎ちゃんに伝えたかった事、伝えなければならないと思ったことがいっぱいあった。
でも、その内容について話したのは結局10分だけ(笑)

話す必要なんてないってくらいだったから。

これはもう導かれた来たんだなって思った。

あとはやるだけだ。

ここからはじまる。
ここではじめる。
あー、なんか神々しい。

到着早々に、慎ちゃんの営む「大山竹炭工房 」の炭窯温浴を体験。
竹のランプも素敵。

服を着たままで炭窯の上に横になるだけで、じんわりと体の芯から温まります。

南夫妻も初体験。

私と輝美ちゃんの顔見ればどれだけ癒されてるかわかるでしょう。
無防備すぎる(笑)


事務所には竹炭の火鉢があった。
これがまためちゃくちゃ温かい。竹炭火鉢、めちゃくちゃ温かい。
2回言っちゃう(笑)

慎ちゃんは理学療法士さんです。
その慎ちゃんが、今竹炭工房の代表を務めているのには訳があります。

話を聞けば聞くほど面白いし、聞けば聞くほど勉強になる。

これから一緒に大山の慎ちゃんと。
海士町の輝美ちゃんと。
南夫妻も巻き込んで。
そして赤羽のイサヲちゃんも連れて来ちゃうけど。

新風を巻き起こしていこうと思ってます。

事業として成り立たせるのはもちろんだけど。

でもそれ以外のところが重要で。
みんなと一緒に作るということが重要で。

これからの人生の設計図を、みんなで描きたいなと思ってる。

みんなで楽しくワクワクしながら、ものづくりをしていけたらいいなと思ってる。

ただモノをつくるのではなくて、物語をつくっていくんだ。

絵を描くように。
小説を書くように。
一つのストーリーが生まれるんだ。
それが楽しみで仕方がないんです。


そして大山には、もうひとつ。
行きたい場所が出来ました。

スタイリストであり、one’sのオーナー、サクさんの別荘。

本当に素敵な場所でした。
大草原の小さな家に出てきそうな作り。

部屋の中には暖炉。
中はストーブだけど(笑)

ロフトからみた図。

ペンションにでも来た気分。

翌日の朝、集合写真を撮ってないことに気がついて慌てて撮る(笑)

輝美&南夫妻は先に出発。


雪ですよ。雪。


シンボルのように松がそびえ立つ。

思いがけず、サクさんと2人っきりでお話しする時間ができたことは、神様からのプレゼントだったんだと思う。

すごく大切な贈り物を頂いたような時間だった。

輝美ちゃんがよく「こんな大人になりたい!」と、サクさんのことを言ってたけど、それがよく分かった。

自分らしく生きる。
やりたいことをやる。

サクさんは思い切り、自由な人だった。

その自由に生きる選択するときの決断力が、また素晴らしくかっこよかった。

自由に生きるには、自由に生きるための責任が伴う。

そんな自由があるんだなって。
そんな決断ができるんだなって。
あー、こんな大人になりたいなって。
本当にそう思った。

なんか本当に、島根だったり、鳥取だったり。

生きるというか、生活というか。

東京にはない、生命の力強さがあるなと思った。

だからきっと、わたしは何かに導かれて行っているんだ。

それはきっと、輝美ちゃんと出会えたから。

それはきっと、了くんと出会えたから。

それはきっと、2011年のあのとき。

自分の感じた衝動のままに、人間という生命として行動したからだ。

お父さんが言ってくれたんだんだ。
会社を継ごうと決めたとき。
少しばかり不安になって、本当に私に出来るんだろうかと言ったとき。

「その行動力があれば大丈夫だ」って。

だから大丈夫。
自分を信じよう。

来年始まる新たなストーリー。
楽しみだなー!