・国語の授業で教えている日本語の文法は、
・明治維新、つまりおよそ150年も前から英文法が土台
になっていて、そのことが大問題なのです。
という
・はじめに
で書かれている一文を読んで、目から鱗がポトリ。
娘が小学生の時に、国語で
・「主語はどれですか?」
・「形容詞はどれですか?」
という文法の問題があって、娘がよく苦戦していたのを思い出しました。
普段私たちが日常で使っている話し言葉では
「私は〜」
とか、
「あなたが〜」
とか
「花子さんは〜」
って、いちいち
・主語なんて意識して使っていない
から、子供が学校で習う文法に違和感を感じて、
・この問題は何を問うているのか?
って混乱していたんだろう、とこの本を読んで思いました。
この本では、
・日本語には主語がない
・英語などは、人称代名詞が必ず必要。よって、人が主役
・「おはよう」という挨拶も、日が昇るのを見て「まだ早いですね」と2人が心を合わせて共感しているのが日本語
・Good morningは「I wish your good morning.」を略したもので、「私」と「あなた」が出てくる
・本の表紙にもなっていますが、日本語は同じ方向を向いて共感する言語
・英語などは向かい合って自己主張する言語、と言える
・25年間カナダで日本語を教えてきて思うこと。生徒が日本語を話すようになると優しくなる
・ジョン・レノンもオノ・ヨーコと出会って、日本語に触れて性格が変わったと考えられる
・日本語ほど「話し手」と「聞き手」を分離せず、進んで同じ地平に立って、出来れば同じ袋に入ろうとする言葉はありません
と、ざっくり言うとこのようなことが書かれていました。
介護の仕事をしていてよく
・言葉遣い論争
を耳にします。
・敬語を使うのが良いか?
・敬語なんて使わない方が親近感を持ってもらえるのか?
正解はなく、
・ケースバイケース
だと思いますが、少なくとも私が感じるのは
・丁寧な言葉遣いをしていた方が、利用者さんにも丁寧に接することができる
・優しい言葉遣いをしていた方が、利用者さんにも優しく接することができる
ということです。
「日本語が世界を平和にするこれだけの理由」
を読んで、
・普段の言葉遣いってやっぱり大切なんだなぁ
と改めて思いました。
大雨にも注意ですが、
地震にも気をつけておきたいと思います。
今日も一日「防災意識」を忘れずに、お仕事頑張ります。
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