膝より下の、はぎのおもてうらを、人をして、手を以、しばしばなでくださせ、足の甲をなで、其後、足のうらを、しきりに多くなで、足の十指を引(ひか)すれば、気を下しめぐらす。
みづからするは、尤(もっとも)よし。
是良法なり。
・膝から下、ふくらはぎの表裏を人の手でしばしば撫で下ろさせて、足の甲、そのあとで足の裏をよ〜く撫でさせて、足の10本指を引っ張らせれば、気を下して巡らせる。
・自分でやればもっと良い。
・これは気を巡らせる良い方法だ。
ふくらはぎは
・第二の心臓
とも呼ばれているのは有名ですね
重力に逆らって、下から心臓へ血液が戻っていくのはちょっと大変。
そこで、ふくらはぎの筋肉がポンプの働きをして、血液を上に送り出す心臓のような働きをする、という理由からです。
血液は血管を流れます。
・血管は実はそれ自体が血液を流すポンプのような働きができます(柔軟性がある)
リンパ液はリンパ管を流れます。
・リンパ管には血管のようにそれ自体でリンパ液を流すようなポンプの働きはできません(ただの薄いビニールの管のような感じ)
だからふくらはぎを刺激するということは、血液もそうですが、リンパ液を循環させるためにもとても大切です。
・散歩
は本当にとっても良いです。だ〜い好き、笑
デスクワークで座っていることが多い人は特に歩くことは意識したほうがいいですねぇ
座っているときにも足首を動かして、ふくらはぎを刺激したり、上記の益軒さんの教えのようにふくらはぎを摩ったりするのもいいですねぇ
気のよくめぐりて快き時に、導引按摩すべからず。
又、冬月按摩をいむ事、内経に見えたり。
身を労働して、気上る病には、導引、按摩ともにあしゝ。
只身をしづかに動かし、歩行する事は、四時ともによし。
尤(もっとも)飯後によろし。
勇泉(ゆせん)の穴をなづる事も、四時ともによろし。
・気の巡りが良くて快適なときに、引導按摩はしなくていい
・また、冬は按摩は良くないということが『皇帝内径』(中国最古の医書)に書いてある
・肉体労働をして、気が上る類の病には、引導や按摩は良くない
・ただ体を軽く動かし、歩くことはいつでもやったほうがいい
・特に食後はそうするのが良い
・湧泉のツボを撫でることもいつでもやると良い
【ツボシリーズ No.2】湧泉(ゆうせん)|とある鍼灸師|noteより引用
とにかく
・歩く
ことは健康にとってとても良い
ということは私自身も実感しています。
たまに研修などで座りっぱなしの時は本当に辛い・・・
そして、寝る前の
・ストレッチ
も日課にしていますが、最近は益軒さんの「引導の法」にならってストレッチをしながら
・あちこち摩ってみています
これはとてもいい感じです、気持ちがいい〜
オススメです。
最後まで読んで頂いて有難うございます
よろしければ下の応援クリックお願いします
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます