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ギャングの攻撃で国家が崩壊:ハイチ

2024-03-20 10:12:03 | 時事
 中米の島国 ハイチでは、ギャング団が首都の80%を占領し、大統領は殺害され、首相は辞任を要求されて辞任し、無政府状態が続いています。

 果たして、ハイチの独立は正しかったのでしょうか。独立を維持する代わりに、国中がギャングによる内乱状態になるのが、正義なのでしょうか。

 ハイチは自力では立て直す能力はないでしょう。でも、他国に領土編入でもしない限り、他の国も軍隊を派遣してまで、この国を立て直すほどのインセンティブが働きません。そうなれば、永久にこの国は、荒れたままです。ちなみにハイチは、カトリック信者が極めて多数の国でもあります。

ギャングの集団は今月に入り、空港や警察署、政府庁舎、刑務所など、ハイチの国家として最後に残ったものに対して、かつてない連携で攻撃を行っている。長年にわたるギャングの支配と民衆の不安が頂点に達し、ギャングによる攻撃によって、アンリ首相は先週、辞任に追い込まれた。驚くべき降伏ではあったが、それでも平穏を取り戻すには無駄だったことが判明した。

ポルトープランスのギャングは依然として市内への食料や燃料、水の供給を妨げている。おそらく国家として最後の機能を果たしている国家警察は市内を1区画ずつ取り戻そうと戦っている。集中的な市街戦が、人間の基本的な絆をそぎ落とすにつれて、街の命そのものが衰えつつあるように見える。(CNN)




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