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FTX破産、134社倒産、Twitterでは阿鼻叫喚の地獄

2022-11-13 23:07:45 | 時事
 Twitterでは阿鼻叫喚の悲鳴や怒号がこだましています。FTXは日本人からも広く愛用され、そこに仮想通貨を預けていた人が多かったからです。また、earnやBlockFiといったその関連会社による仮想通貨レンディングサービス(賃貸業)の利用者も多くいました。そこに仮想通貨を預けておくと、運用して、年利5%近くのリターンをくれるというサービスです。FTXの倒産に連鎖して、earnやBlockFiも操業停止になりましたので、その利用者達も一斉に全ての預金を失ってしまったわけです。


 関連したのか、していないのか、昨日は、東京都では、飛び込みによる列車停止の嵐だったようです。



 ちなみに私は怖くて、レンディングには二の足、三の足を踏んでいました。友人から勧められたことはあったのですが。だって、大切な数千万円分ものビットコインをそんなところに預けるのは、やっぱり怖いですよ。関連会社の倒産や持ち逃げが、世界で年に1-2回は必ずある世界。自分がババを引かないとは、限りません。仮に年利5%でも、元手分の利益を作ってくれるのに14年かかります。14年もの間、怪しげな業者が元手を無事に保ってくれる保証がどこにあるのでしょう。

 もっとも、そんな私も今年の9月まで、長くに渡って、95%の仮想通貨を一つの仮想通貨取引所に預けていました。不安には感じていたので、一昨年から徐々に準備して、ハードウェアウォレットを複数買い、今年の9-10月にようやく大部分を手元に移していました。ですので、この事件の起きるのが、もう2か月早くて、FTXではなく私の使っていた取引所で同じ事件が起きていたら、被害者は私だったかもしれません。と思うと、全く他人事という気がしません。

(11BTCは最高値のレートで、約8000万円)
 とにかく、もしかしたら、このままビットコインは終わるかもしれませんし、そうでなくても、MtGOXやコインチェック事件の時の後のような長い冬の時代が仮想通貨に到来しそうな感じはしています。

 今回の煽りを受けて、レンディング業者は取り付け騒ぎが起きて、軒並み潰れるかもしれませんし、同じ理由で倒産する取引所が他にも出るかもしれません。仮想通貨を統制したい欧米各国がこれを機に規制に入るかもしれません。差し押さえられたFTXの残りの仮想通貨は、債権者に分配する為、全て売却されるでしょうし、それも仮想通貨価格の下げ圧になるでしょう。考えたら、きりがありませんが、とにかく、もしかしたら永久か、そうでなくても長い不安で不振な時代が仮想通貨に訪れるだろうと予想しています。



 原資は抜いたのですが、残りも売るべきか、迷っています。売れば2千万円の利益にはなるのですが、税金も物凄いので。莫大な税金を取られてしまうと、今度は買い戻すことが難しくなります。よっぽど安値で買うしかなく、底を当てるのに失敗して、買いそびれてしまうことも多いのです。税金がかからないなら、よろしく全額売却するでしょうが。とにかく、元手も回収できたし、直接的な被害を受けることがなかっただけでも、感謝しています。


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