話は前後しますが・・
子供の頃、記憶に中に今でも豊羽鉱山の六軒長屋に住んでいた時が一番楽しい思い出に残っています。
その時の様子は今でも鮮明に思い起こすことが出来ます・・・
長屋には多くの子供達がおり、わんぱく盛りの小学生は小学校へ朝通学する時にグランドの下を豆腐屋の前を通り小さな橋を渡り、お寺の裏の近道である林を抜け国道へと出ます・・
豆腐屋の前にはオンコの木があり実が真っ赤になっており、食べながら行きます、又冬になると林の中の樹木が甘いも蜜が出ます・・
木に傷を付け空き缶を吊るしておきますと、帰りには蜜が溜まっています。樹液シロップですね!
選鉱場は元山から鉱石が貨車で運ばれて、左のベルトコンベアーで一番上に運ばれます。
運ばれた原石を女工たちの手で不用の石と選別されて、大きな鉄製のドラムに鉄の砲丸が入っており機械で回ることに依って石が砕かれます。砕いた粉末の原石を化学薬品で溶かし上から下へと移動します。
廃液は下の沈殿場でろ過されて汚泥沼にと移動します。
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