〈桜の花の咲く頃🌸独り言〉
渡辺淳一さんのエッセイよ(2008年3月)
「梅は本妻」
梅は凛として咲いて、枝葉は地味で根太く生きてきた年輪の深さを思わせる。ただ、今は自立出来る時代。内助の功を思わせる梅の様な人妻は希少かも‥
「桜は愛人」
桜の咲き方には周りの人目など一切気にしない。死者の精を吸い尽くしたかのように咲きほこる愛人そのものだと‥
梅と桜の根本的な違いは、梅は実をつけるが、桜は実を結ばない。
「桃は不倫妻」
本妻と愛人を兼ね備えて、浮気をしている妻。尚且つ愛人にもなれる女性のエリートかもしれない‥と。
桃は桃源郷といわれれるほど、男心を虜にするから桃の美しさ賢さズルさは並外れた才覚かなと思う‥。