生涯現役で働くって…
(ベルサイユ宮殿)
今この時代、会社の寿命が短くなっているそうです。何と20年しか持たない(-"-)
それとは逆に、人の寿命は延びて50年は働けるようになりました。
そうなると3回くらい会社を変えないと働き続けることが難しくなってきました。(-_-;)
大変だぁ!と思うか
楽しい!と思うか?
人それぞれです。
Dior
シャンゼりゼ通り、凱旋門
シャネルのように死ぬまで現役で働けるって(^。^)y-.。o○
幸せなことかも知れません。
シャネルは1883年に生まれ、母親を亡くし12歳の時に父親に捨てられ
姉と二人で孤児院で育ちます。
階級社会のフランスで、貴族と自分の身分の格差を嫌というほど味わったシャネル。
だからこそ、
反逆的な自由な女性を描いて、自分の地位を確立していったのですが…
1910年「シャネル・モード」という帽子屋を開店。
パトロンでもあり、シャネルの生涯の中で唯一愛したアーサーカぺルという恋人。
人生は皮肉にも、シャネルが27、28歳のころ、最愛の恋人を事故で亡くしてしまいます。
人間失うものが無くなると、強くなれるのかも知れません。
自分のこだわりを貫き通す強靭な精神力を持つ生き方に憧れを感じます。
ファッションだけでなく芸術家の支援も惜しみなく、芸術の世界にも貢献したシャネル。
流石、フランスの文化を受け継ぐ考え方だと感心しました。
また、シャネルの心意気が徹底していることの一つに、(40後半~50代のころ)
貴族、エストミンスター侯爵(現在でもイギリスの4分の1の資産を所有する資産家)
からのプレゼントを頂いても、必ず同等に近いものを返す。
という徹底振りで、「お金が掛かるのよ!」と豪語していた。
自分を見下げる貴族、上流階級の人たち…
シャネルの名声は実力と共に貴族たちが、こぞってシャネルを招き入れるようになっていきました。
負けず嫌いなんていうレベルのものではないです。
才能は、努力の賜物ですね。
恋多きシャネルでもありました。
貴族社会から現代まで時代の移り変わりを先見の明を持って (^。^)y-.。o○
1914年第一次世界大戦の始まり
1921年あの有名なシャネル・N°5を売りだす。
黒の服を流行らせたのも元はシャネル1926年ころアメリカのボーグ誌で掲載!
1935年シャネル店全盛を極める。
1939年の第二次戦争から1945年の終戦。
この空間の(55歳~70歳)15年間くらい、シャンルは沈黙の時を過ごすそうです。
そして!
1954年(70歳)カムバック、ブルーマリーンのジャージースーツスタイル。
これもやがてアメリカで受け入れられます。
1971年、87歳のシャネルは永遠の眠りにつきます。
女として可愛かったのは、
やはり20代頃のシャネル。
賢さは30代?
名声輝きを放ったのは40代?
感性が鈍った沈黙の時は50代~60代?
原点に返って働くことを生きがいに生きた70代?
そして87歳最後の朝まで現役で働き続けたシャネル。
生まれや育ち、貧しい自分の生い立ちを認めることを嫌い
上流社会の人々、貴族たちが遊んで暮らす人生に疑問をもち…
働くことは=変わること?
変われる才能は、時代を読む感性が優れていたからなのだなぁと思う。
人の意識が変わる時が、時代が変わる時なのでしょうね?
いま、もしかして色々に変化して変わる時かもしれませんよ(^。^)y-.。o○
変われる人が時代を動かすのではないでしょうか。。。