仏教にあるお話しですが、
人間だから、身辺にイヤな事が起これば、気分が悪くなるもの。
仏教徒の方達が崇拝する仏陀も木石ではないので、ムッとすることはあったそうです。
それを<一の矢を受ける>と言うことだそうで、
避けられないやむを得ないような出来事。
自分の心を動揺させる、己に関する悪口などを、第一番目の矢としたわけです。
で、仏陀の偉大な所は、<二の矢を受けず>
仏陀は、第二番目の矢を受けないという人生を歩んだそうです。
たとえば、自分の悪口を聞いて、心がチクリと痛んだり、動揺したりしたら、
その痛みや動揺が小さい内に止めてしまう。
我々は、何かものごとに遭遇すると、際限もなくそのことを考え続けてしまい、しかも無意識に(-"-)
そして気がついたときには、大きく動揺して必要以上に反応し、その結果新たな問題を作り出してしまう…
仏陀が強調したのは、覚醒的注意力を持つこと。(目を覚ますこと、気付くこと)
自分の心に起こっている現象を自覚して、般若の智慧(正しく物事を認識し判断する能力を持って対処すること)が大事だと説いています。
一矢を受けても、動揺しないで二矢を受けないように平穏に過ごしましょう(^。^)y-.。o○
そうですよね!いつまでも堂々巡りな悩みは無駄と言うもの。
心がけて生きたいですよね(^-^)