「ファッションが教えてくれること」
新宿のバルト9で上映中です!
ちょっと東京へ(特急電車使って)往復四時間ですが… (;^_^A
マニアックなのか関東では新宿でしか上映していません。
二年ほど前に上映した「プラダを着た悪魔」の中でヴォーグ編集長のモデルとなった人。
とても身勝手で公私混同するが、仕事の出来る女。
権力にものを言わせる編集長のイメージを描いていました。
そして「ファッションが教えてくれること」は、
実在する米版ヴォーグの編集長アナ・ウィンターの姿に迫ったドキュメンタリー映画。
ファッション界 において偉大な影響力と権力を持つ彼女の仕事ぶりや、
シングルマザーとしての一面も映し出しています。
アメリカ女性の 10人に1人が読むというファッション誌、米版ヴォーグ。
“ファッションの新学期”が始まる、1年で最も大事な9月号の編集過程に密着して!
チケット売り場
(ちなみに矢沢永吉のドキュメンタリー映画 ROCK 上映中)
やはり記憶に残る言葉は、
「 ファッションは人生です 」の一言
ヴォーグ編集長のアナの研ぎ澄まされた直観と一歩も譲らない決断力!!
そして自信の先にある感性と先見の明!
女性のクリエイティブ・ディレクターのグレイスは、
編集長アナとお互いを認め刺激しあう無くてはならないパートナー、
偉大な人物は、同等の偉大な人を引き付ける。
お互いが引き合っているのだと感じました。
ふたりは互いに文句を言いながら、20年間一緒にヴォーグを支え続けてきた戦友。
グレイスは、アナは絶対引き下がらない。
でも私は引くことを知ってると…なんとも深い言葉があり。
ファッション業界で働き続けることの厳しさの中に
自分自身をブランディングする重要な意味があります。
グレイスは、撮影の為の移動中の景色も居眠りすることなく、
すべてを視界の中に留めようとする信念をもつ意識には脱帽です。
美しいもの過去も今も全てを目に焼き付け五感をフルに表現するグレイス。
それに比べて編集部員の男たちは、情けないほどイエスマン…
男ゆえの弱さ。長いものに巻かれる。生き延びる知恵?
身の程知らずではなく、身の程を知る要領の良さというか…
自分がないなぁと感じた(-"-)
しかし同じ男性でも、写真家たちはそれぞれの個性を余すところなく表現しています。
女性でもグレイスのようなアナに負けない意志の強さを持つ。
常に前を向き未来をみる。編集長アナの感性は、
ファッションで何が流行るのかなんて私には分からないと語っていましたが…
アナを突き動かすものは、インスピレーションなのだろうと思いました。
直観で動く。確固たる信念と何にも勝る 「決断力」
アナの人生は、尊敬する父親の教えが大きい。
父親はアナに言います。ファッション業界で働きなさい。
それはヴォーグの編集長として!
これほど娘の将来を見据え言い切る父の強さ威厳は凄い。
それを信じて自分にしか出来ない役割である編集長という役職。
自分の人生を生きてる。
どの職種でもエンターテイメントになろうと思えば必ずなれるのですよね。
感性を研ぎ澄まして好きなこと、自分にしか出来ないことをやり続けること。
パウダールームにて
私自身、ファッション業界に身を置きアパレル直営のショップで働かせて頂いて、
自分がどうありたいか?を改めて問いかけました。
「ファッションがおしえてくえること」
それは…
好きな仕事をやり続けること。