香道に関する十の徳が書かれた掛け軸がありました。
古くから香に関する訓や効用を記したもので、
読むと紅茶を飲むということ、楽しむということにも
相通ずるものがあると感動しました。
参考までに掛け軸にかかれた十徳です。
1.感格鬼神 感覚が鬼や神のように研ぎ澄まされる
2.清淨心身 心身を清く浄化する
3.能除汚穢 けがれをとりのぞく
4.能覺睡眠 眠気を覚ます
5.静中成友 孤独感を拭う
6.塵裏偸閑 忙しいときも和ませる
7.多而不厭 多くあっても邪魔にならない
8.寡而為足 少なくても十分香りを放つ
9.久蔵不朽 長い間保存しても朽ちない
10.常用無障 常用しても無害
感覚を研ぎ澄まし、
心身を清らかに浄化し、邪気を取り除いてくれる。
孤独を拭い去り、心を和ませてくれる。
一日何杯飲んでも無害である。
まさに、いつもそばに置いてほしい紅茶にもいえることだと思いませんか？
毎日時間に追われ、雑踏やストレスの中で生きる私たち。
大切なものを見逃さないためにも
心に静寂と栄養を与えるのは、
人生を豊かにする重要なことですね。
薔薇のお茶会
１２月３日土曜日 → 残席２
６日火曜日 → 満席
８日木曜日 → 残席３
１０日土曜日 → 満席キャンセル待ち
なお追加で１７日土曜日→ 開催は未定ですが、受付中です
