「紅茶とお菓子の甘い日々」

おもてなしの気持ち


「心からのおもてなしがお客様を幸せにする」
作者不詳

ある本の扉に書かれていた言葉です。



紅茶教室では、季節に合わせた紅茶とそのバリエーションをお教えし、歴史的背景、テーブルセッティングやマナーなど、
手製のお菓子やフードをご用意してレッスンをしております。

この日のベーシックの
アフタヌーンティーのレッスンはこんな感じで。

ティーサンドイッチは出来たてを召し上がっていただきたいので、朝作ります。

メニューは、たとえばスコーンは毎回サプライズを心がけします。
ワクワク感をお届けしたいから。

フィリングも色々なものを合わせて新作をお楽しみいただきたいな。

日常から少し離れて、
優雅なお茶の時間を学び、存分に楽しんでいただきたいと思っています。

優雅な時間をご提供するはずが、
実は裏方はバッタバタだったりすることもあります。
お恥ずかしい話。
私のプライベートなおしゃべりがいきすぎていないかしら?と後から反省する時もあります。

それだけ、生徒さんたちとのひと時は濃厚です。



英国式ティーサンドイッチは3センチ×4センチと決められていたのですよ。

それはアフタヌーンティーの目的が社交であり、
会話を上手にするため、一口サイズである必要があったからです。
やっぱりティーの主役はコミュニケーションであるからです。

スコーンは手で横に割り、
ナイフでクリームを塗り、
手でいただきます。
ジャムが先がイギリス風。
クリームが先が日本風。
これは決まりはありません。


アフタヌーンティーにはいつくか決まりがあります。
焼き菓子だけではなく、生のケーキも用意すること。
お茶受けはゴージャスなほど、良いのです。


紅茶の種類も最低三種類は用意しておきます。
お客様の好みを聞いて、選んでいただくからです。


食通で知られる、ブリア・サヴァランの言葉でこんな言葉があります。

「誰かを家に招待するということは、
その人があなたの家にいる間、その人の幸福を引き受けるということだ」

全くその通りだと思います。
お腹がいっぱいになっても、
心が満たされていなければ、意味がありません。

それが一番大事だと思います。



まだまだ至らない点がありますが、
おもてなしの気持ち、伝わりますように。


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