Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

Taron35と、お散歩スナップ。。

2023年06月04日 | 日記

1955年、まだ東京タワーが図面上でしかなかったころ、

昭和30年に発売された35mmレンジファインダーカメラ。。

 

Taron(タロン)35。。

 

1943年、日本光測機製作所として設立され

「NKS」名で他社にシャッターを供給していたメーカーです。

高級機カメラのシャッターは有名なセイコーやシチズンでしたが

安価なカメラには、よく使われていたようです。。

 

技術力以前に、企業規模の違いで高級機カメラには供給出来なかったんでしょう‥

 

新しいシャッターユニット、NKS-MXを開発し、

カメラ本体も自社で作ると、、始まったのが

初代35mmカメラ「Taron35」です。。

 

決して、高機能なカメラではありません。

逆に、最低限必要な機能だけで、着実に組み上げたカメラです。。

シャッタースピードは1/300まで、ブライトフレームも無し‥

でも、一つ一つの加工精度、メッキの良さ。。に驚きます。

そして何より、レンズです。。

 

富岡光学レンズ。。

 

通常は他社メーカーに供給するレンズには富岡の名前は入りません。

でも、ここには「Tomioka Opt Co.LAUSAR」と刻印されています。。

いかに気合が入った供給だったのかが解ります。。

 

しかし、残念なことに

この後のTaron35mmカメラシリーズには

富岡レンズは姿を消し、自社シャッターユニットすら使用せずに‥

1960年のモデルが最終モデルとなりました。

御多分に洩れず、高級機メーカー、キャノンが普及機カメラに参入し、

キャノネットの登場で、

多くの消えていったメーカーの一つとなりました。

 

多分、初代モデルは、あまりにもコストが掛かり過ぎたのでしょう…

普及機カメラの価格で、あまりにも作りが良すぎましたね。。

 

レンズ Tomioka Opt. Co. LAUSAR 1:2.8 f=4.5cm 3群5枚 構成

絞り  2.8 ~16

シャッター速度 B 、1 ~1/300

シャッター NKS-MX(自社製)

距離 Feet 表示 最短距離 3.5 feet 重量 約670g

 

 

 

いつもの街中スナップを並べていきます。。

 

昨日の仕事の帰り道、フィルムをカメラに入れたものの‥

台風のせいか、雨と風‥ 一枚だけで、、

 

昨日の夜、雨が上がり‥

 

何時もの通り勾当台公園駅から地上に上がると。。

 

カフェを過ぎると定禅寺通り。。

 

 

 

定禅寺から国分町を通りながら‥

 

仙台唯一の寄席 花座。。

 

一番町からアーケード街を抜け、、

 

仙台駅、西口へ。。

 

 

仙台駅中央通路を抜けると、

 

東口には、巨大なヨドバシがオープン。。

 

 

左が旧ヨドバシ、

右がオープンしたてのヨドバシ。。

 

さてスタバを過ぎて‥ 地下鉄で帰ろうか。。

 

 

地下鉄を上がると、いつもの薬師堂。。

 

 

白黒だから… 黄菖蒲が、季節を教えてくれる。。

 

 

#フィルム:MARIX B&W 100 135-36EX / 現像液 MARIX D76 6分 20℃

 

さて、明日もいい天気でありますように。。

 

 


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