あと二日で大晦日。。
どんな一年でしたか?
全世界的に激動の一年でしたね、、
歴史的にも大きな節目の真っただ中なような気がします、、
さて、自分の趣味カメラも大きな変化がありましたね。
それはデジタルからフィルムへ‥
タイムトンネルの中を歩いています。。
そして今日の記事は東京タワー開設の頃、
1957年~1958年、映画で言えば「ALWAYS三丁目の夕日」の
時代背景、日本で作られたカメラです。
「MAMIYA35Ⅲ」
同時期に、ペトリ35、トプコン35、
翌年、露出計無しの機械式レンジファインダーカメラ
日本最高傑作と言われる「Konica ⅢA」が発表され、
「Leica M3」を追い求めて来た時代がおわり、
急速に一眼レフにシフトして行きました‥
半月前からこの時代のカメラを調べながら行くと
その時代、機械式カメラに最高のモノ作りを感じます。
konicaⅢAで使われていた機構‥
「LV」?‥ ライト・バリュー方式‥? ('ω') 何のこと?
ふと頭に浮かんできたカメラ、、
数年前、記事に登場するカメラ先輩から一番最初に貰ったカメラ、
もしかして、、あのカメラ‥
LV方式のカメラ?
そう言えば‥先輩から、「ちょっと面倒くさいかも‥」
「俺も使ったことないし‥ 壊れているかも‥」と、、
正直、あの当時、、
動かしてみてシャッターリングは途中で動かなくなるし‥
訳の分からない数字のリング‥
ファインダーは曇って見え無いし‥
ボディ皮は剝がれているし‥
きっと、壊れているんだと‥ カメラの箱の一番奥に放置‥ (;^ω^)
箱から引きずり出すと、、
間違いなく、LV方式 ( ̄▽ ̄;)
説明通りに動かすと‥ (◎_◎;)
「動いた!」
シャッタースピードも絞りも… (*'ω'*)
てなわけで、
いつもの、なんちゃってレストアを開始
先ず、何をしたいのか…
目的は曇って先が見えないファインダー…
バラシ始めていきくと、、
うっ?、ネジが全てマイナスネジ! プラスネジは見当たらない。。
まさに、手組で作れたボディーだ。。
接着剤にで胡麻化されている様なところは無く‥
プリズム蓋は、ネジ止めされている。
赤いシャッターボタンは後付。。
さて、フィルムを装てんして、、
剝がされていたボディー皮は、100均でソファー修理用合皮を使っての張替え。。
数十年前の露出計を持ち出し‥
スマホに無料露出アプリで動作確認・・問題なし。。
スマホでもそのまま使ってもいいのだが、
簡単に直ぐに使えるので、露出計の方が上。。
順番どり動かしていくとEV値を確認することが出来る。
ちなみに、LV=EVと考えても良いらしい。。
問題のLV値を爪でEV13へセットする。。
あら不思議、シャッタースピードが1/50~1/500の間で絞り値も連動して
有効になる。。
このシャッター間で全てが光量は変わらない。。
当然ながらシャッタースピードを変えれば絞り変わり、
被写界深度が変わる。。
ある意味、素晴らしいシステムだが… 消えてしまった、、
20枚ほど試写してきたので、あと16枚。
明日中には自家現像できるので‥ ちゃんと撮れているのか?
ドキドキもんですね… 約、65年前のカメラですから…(^^;)
次回の記事は多分…
試写の結果と
憧れのKonicaⅢAの話。。