まだ早いかな?と思いつつ、、
色々考えて‥
断捨離の結果、
いまNikon のFが手元にあります。。
ようは、ミラーレス1台とフィルムカメラ5台を売り払い‥
なんとか手に入れることが出来ました。。
今月頭に、いつもの老舗カメラ屋さんで覗いていたら
なんとNikon Fが十台以上入荷さていたのは知っていましたが‥
まだ、自分にはまだ早いかな?と思いながら、、
この機会しかないかな?…と。。
レジの近くにいた女子店員さんへ、
茶:「アイレベル付のFを見せてもらえますか?」と。。
店員:「はい。。」と。。(*^^*)
その時、横の奥にある作業ディスクで仕事をしていた、普段あまり居ない親方?が、、
親方:「Fですか!」。。 「いいカメラですよ!」と店内に入ってきてくれて‥
「自分で触ってみないと判りませんからね。。」と。
親方が、1959年~1974年までの簡単な流れを説明してくれて、
「どのあたりを探してますか?」と…
茶「僕は正直、シリアルとか…興味がないので、、フィーリングの良いものがあればと思ってます。。」と。
親方:「であれば、カメラの前にある値段とシリアルの付いたカードが有ると感覚が鈍りますから…」と、
本体だけ全部、目の前に並べてくれました。。
順番にペンタヘッドを外し、エタノールとブロアーでプロの手さばきで
簡単に掃除をしてくれ、ファインダーを確認して渡してくれます。。
自分で持ち込んだレンズを付けファインダーを覗き、シャッターを押す‥
もう、レベルが違うのが解ります。。
何度も何度も、、触りながら‥ 悩んでいると、、
親方:「どれもが、それなりに個性があるし… 難しいよね、、」
「自分は、正直、値段覚えてないので‥ この中から、
お客さんに似合うと思われる2台を選ぶので、どっちかを選べはいい。。」と。。
そして、その二台の中の一台を選び
親方に、茶:「いいものが見つかりました!」と。。
レジで、支払いをすると‥
驚いたことに、下から二番目の値段でした。。(@_@。)( *´艸`)。。
さて、Nikon Fとは。。
Nikon F は、1959年に発売されたニコン初の一眼レフカメラで、
当時Leicaが先陣を切っていたレンジファインダー式カメラが主流だった時代に、
プロの道具として一眼レフカメラが使われていくきっかけになった名機と言われる一台です。
レンジファインダー式カメラでは短焦点レンズしか装着ができませんでしたが、
1950年代、一眼レフカメラではズームレンズなど様々なレンズを装着することによって
撮影の幅が広がることが期待され、開発が進んでいました。
そんな中、丈夫なチタン製のシャッターや、レンジファインダー式カメラでは実現できなかった
豊富な機能を装備して誕生したカメラがNikon Fです。
また、通常のアイレベルファインダーの他に、TTL露出計付きのフォトミックファインダーや、
上からのぞいて撮影できるウェストレベルファインダーなど、
用途に合わせて豊富なファインダーが存在する点も魅力の一つです。
丈夫で壊れにくく、質実剛健なNkion F は発売から半世紀以上たった今でも
数多くのユーザーに愛されているカメラです。
そんな、一度は手に取ってみたい歴史あるカメラです。
幅・高さ・奥行:147㎜×98㎜×54㎜
重量:685g(本体のみ)
Nikon F アイレベル / NIKKOR-H Auto 1:2
lomography POTSDAM 100 / MARIX D76 5.5分 20℃
いや~、、暑いですね、、
皆さん‥ 大丈夫?
大雨、、猛暑、、
午前中は曇りだったのに、
地下鉄から地上に上がると…
茹だるような暑さ、、
格安カメラメーカーで有名なペトリ。。
1965年から発売された
V6を持ち出していた。
曇りと、雨が降り出してたら‥ 屋内へ、、と思っていたので
ISO感度400のフィルムを入れていた‥
最高SSが1/500までなので、絞るところがない、、
もう、2段以上オーバーで、自家現像したフィルムはほぼ真っ黒…
こんな絵になった(^_^;)
エモい? … いや、
失敗…
いや~ 暑い、、
フィルムも、カメラも熱中症、、
前回の記事、minolta A.2。。
その試写の帰り道、月に2度前後立ち寄る
大手カメラ店のジャンクコーナーを覗いてみた。。
お~っ、小さいな小さな一眼レフ 、、
OM-1?と思ったら… PENTAX ME。。
ME?…
正直、1970年代以降のフィルム一眼レフには興味を感じない、、
そんなわけで… PENTAXのKマウント以降のカメラ…
MEのことは全く知らなかった‥
ジャンクケースの中のMEを見ながらスマホで検索してみた。
1972年、オリンパスのOM-1が世界最小一眼レフとして大ヒット。。
機械式を、その小柄なボディーで作り上げたのだから凄いカメラだった‥
とは言っても、自分的にはまだ触ったこともないのだが( ̄▽ ̄;)
そこに後発ながらペンタックスは1976年、世界最小一眼レフを塗り替えた。。
それがMシリーズ。。
発売されたのはMXとMEの2機種、
MXは、OM-1と同じく機械式フルマニュアル一眼レフカメラ。
MEは、シャッタースピードダイヤルを持たない
レンズの絞りを決めてしまえばオートでシャッタースピードが設定される
絞り優先電子シャッターカメラだ。。
さらに言えば、MXは横走り布幕フォーカルプレーンシャッターに対し
MEは縦走り金属シャッターが使われているので、MXより横幅が短く作られた!
世界最小という意味であればMEが世界最小となるのであろうか‥?
値段‥?
このカメラ店には、ジャンクカメラ、、
価格を縦に3つの棚に分かれている。
一番上が1.980円、真ん中が990円、一番下が550円
MEは一番上。。
女性店員に鍵を開けてもらい、
触らして貰った。。
こんな小さいのに‥ ずっしりとした重量感。
そして、pentax最後と言われる真鍮ボディーの金属感。。
(これ以降のMシリーズはプラボディーになったとの事‥)
#1964年、世界で400万台以上売り上げたと言われる
ペンタックスのベストセラー SP と並べてみた。
SP自体もその当時の各メーカーの一眼レフと比べてもSPは小柄だったと思うが、
MEは‥ いや、小さい。。
#同時期の1975年 ピッカリコニカと並べてみた。
コンパクトフィルムカメラと並べても
同じような大きさだ… これは‥凄いと思う。。
ファインダーは、予想以上に広く感じる。
当然、電池は生きていないだろう‥ 露出計は動かない、、
シャッターを切る。。
緊急シャッターのように、1/100の機械式シャッターで小気味よく切れた。。
巻き上げレバーは、、これは最高レベルのフィーリングだ。。
電池蓋は?
びっちりとセロテープで塞がれている‥
ここから先は‥ 買ってからのお楽しみ‥ なのだろうか…?
さてさて、、1.980円のギャンブル…
使えるだろうか?
片手の平に乗る小さな一眼レフ。。
「これ… 下さい」と、言ってしまった、、
ついでに、980円のこの大カビレンズも…と、、( ̄▽ ̄;)
#SMC PENTAX-M 1:1.4 50mm レンズ清掃と
画像は無いが、ボディ光線漏れモルト交換をした。
レジ打ちながら、鍵を開けてくれた女子店員さんが、
小声で「多分、電池を入れれば動きますが…」
「フィルムをいれて、、撮れるかは…微妙かも‥」‥と、、
さて、家に戻りジャンクの結果は?
‥
セロテープを剥がし電池蓋を開けると
膨らんだ水銀電池入っていた… Σ(・□・;)
液漏れはしていない、、
さて交換なのだが、、当然、当時の電池は手に入らないが…
現行のアルカリボタン電池が使えるというので‥LR44×2で、交換。。
見事に、ファインダー内のシャッタースピードバーLEDが動いた!
ところが‥ シャッタースピードが変化しない、、( ノД`)シクシク…
ここまでか‥ と… ブルーな気分に… ふと、脳内の奥から声が聞こえてきた。
「入っていたボタン電池の電圧を計ってみろ…」と、
計ってみると、、無いはずの電圧が1.0V前後… これはもしかして
長期間の低電圧で… 回路がボケてる?ド素人メンテの勘で
電池を外して数時間放置してから‥ 電池を入れると動くのでは?と。。
そんな訳で、一昼夜放置し再度電池を入れると‥
見事に、シャッタースピードが変化し始めた。。
#仙台 閖上朝市 日曜・祝日 6:00~13:00
::
さて、試写の結果は‥
フィルムを入れる前に、正常に露出が動いているのか?
不安だったので‥
色々簡単測定をしてみて
少しアンダーになりそうだったので、
ASAを200→100の下げてみた、、(一段下げ)
フィルムを現像してみると‥少し濃い感じだ、、
ASA200大丈夫の様だった。。
今回、これはいけると思ったは、
今まで、街中スナップでの一眼レフは、
大きくて存在感がありすぎる‥と、、
なので、存在感の少ないレンジファインダーカメラを使っていたが、、
でも、このMEのこの小ささで
絞りとピントを合わせればシャッターを押すだけ。。
これは、使える!。。と、思わずつぶやいてしまった。。
#PENTAX ME / SMC PENTAX-M 1:2.8 28mm / SMC PENTAX-M 1:1.4 50mm
MARIX 200 / MARIX D76 5分30秒 20℃