革が少しだけ残ったので、
もう一つ作ってみようかと‥
思い出したカメラ。。
ペトリV6。。
多分、もう一度フィルムで撮りたいと思い始めた時のカメラの一台だと思います。。
10年くらい前、手に入れたのがNikon のFTN。。
そして次に手に入れたのが、、このV6。。
V6の方はというと‥
いつもお世話になっている老舗カメラ屋さんの入り口に
ディスプレイされていたカメラで。。
可愛いな~と思って見ていました…
でも「売り物ではありませんと、、」と貼られていた、、
その当時、ペトリという名前さえ知らなかったのですが
調べていると‥ ちょっと不思議なメーカーだなと‥思いました、、
日本のカメラ史の中で、一番の老舗カメラメーカーである「コニカ」(小西六写真工業)
の二番目に出た老舗メーカである明治40年創業の「栗林製作所」であるとのこと、
なんとも凄いメーカーだと思います。。
ペトリという、キリスト系の名前が付いているのは、
なんかしらのこだわり?があったのだろうと思うが。。
一貫して、自社製品(シャッター、レンズも含め)で開発し作り上げる‥
尚且つ、高級カメラは作らず、、
常に普及機を作り続けていたメーカーであったと思います。。
フィルム遊びを始めたころ、よく仲間の一人に
ペトリのカメラの話をすると‥
「ゴミカメラ!」だと言われることがあります、、
確かに、動いている物は確かに少ないし‥
値段も10年前は、ほぼ値段が付かない状態、、( ̄▽ ̄;)
でも、今最近のZ世代フィルムカメラブームのせいか、
ペトリもビックリするほど中古値段が上がっています、、(◎_◎;)
昭和40年ころV6の値段はF2レンズ付きで23.800円。
ペンタックスのSPがF1.4レンズ付きで49.000円‥
ニコン F フォトミックF1.4レンズ付きで77.700円。
今の金額で言えば約10倍で。。
いかに一眼レフカメラが高価だったのかが解り、
V6が当時のファミリーカメラの金額で
買えた一眼レフであったのかが解ります。
でも驚くことに「安かろう悪かろう」と言うことで
V6は売れず‥ 尚且つ買っても安物イメージということで
メンテすることも修理することも無く‥
使い捨ての状態で消えていった、、ということだったのでしょう、、
僕の最初に手に入れたV6は、シャッターは切れるものの
ファインダーのペンタプリズムが腐食‥
ファインダーの中にゴミが浮いているように見えました、、
そんな折、いつものカメラ先輩から、壊れているけど
プリズムは使えるぞ!と‥ 別なV6を貰い‥
ニコイチにして、今となっているわけです。。
ただ、この二年近く使っていませんが‥
ケースを作りながら‥
二年前のネガをスキャナーで通してみると‥
なんとも言えない‥ フィルムの世界が再現されました。。
久しぶりに、フィルムを入れてみようかと思いながら‥
ケースは完成したようです。。
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